6月に発表された激薄スマホ『Xperia T3』が編集部に到着。現時点での日本最新モデル『Xperia Z2 SO-03F』を持つ私、ゆうこばがレビューします。
●まずは外見を比較
左からXperia T3、Xperia Z2 SO-03F、iPhone 5s。T3は5.3インチで、Z2は5.2インチ。わずか0.1インチの差ですが、T3が数値より大きく見えます。
今回お借りしたのはパープル。裏面はマットな加工で若干ラウンドしているため、手に馴染みやすく持ちやすい。写真の左がT3です。
T3の最大の特徴は、7ミリという薄さ。
T3(上)の側面をZ2(下)と比較。Z2の厚さは8.2ミリなのでT3との差は1.2ミリにもなる。また、T3側面パネルがZ2とは異なり、アルミ削り出しではない模様。反射するタイプになっているので、印象が随分違いました。
●ソフト的な特徴をチェック
新興国/エントリー向け製品であろうと日本語にはもちろん標準で対応。えぇ、ソニーは日本の企業です。
Androidのバージョンは“4.4.2”(KitKat)。Bluetooth4.0にも対応なのでSmartBandもAndroid Wearも使えますね。ただし、残念ながら日本の技適は通ってないので海外旅行や出張などでお使いくださいませ。
アプリは日本のXperiaでは見かけない音声レコーダーアプリ“Recorder”が標準装備。カメラ機能を追加できる“+アプリ”には対応していますが、このあたりはZ1相当といったとこと。ただし、これまた日本端末には搭載されていない美顔加工機能“ビューティーモード”を標準で搭載しています。
Z2にも搭載されている機能ですが、端末を“動かす”ことで通話着信を応答、拒否、消音できるスマートコールにも対応。画面を2回叩いてスリープ解除する“タップして起動”以外のディスプレー系便利機能もキチンと備えています。
●個人的に気になる仕様
多くの人は「どうでもいい!」と思われるかもしれないですが、個人的に気になった仕様を紹介。まずは、通知・クイック設定の画面が半透明だったことに驚き。T3のクイック設定画面は呼び出す前の画面(今回はドロワー)がうっすらと映っています。
あと、ホームボタンを上にスワイプしたときの動作が、Z2ではソニーの関連サービスを表示する“What's New”と“Google Now”を表示できるのに対し、T3はほかのAndroid4.2以前などのXperiaやほかのAndroid機と同様“Google Now”のみになっていました。個人的には“What's New”は使っていないので、T3の仕様がうらやましい……。
以上。念のためにおさらいすると、CPUは1.4GHz、クアッドコアの『MSM8228』。ディスプレーは5.3インチHD(720×1280ドット)解像度でカメラは背面が800万画素“Exmor RS for mobile”。SIMは“マイクロ”が利用できます。
EXPANSYSでは記事作成時では3万1200円で販売しており、スペックおよびこの圧倒的な薄さを考えると非常に魅力的な端末といえるでしょう。
※著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。
●関連サイト
・EXPANSYSジャパン
・EXPANSYSジャパン Xperia T3商品ページ
|
|
(2014年8月21日14時40分訂正)初出時、端末大きさ比較についてXperia T3とZ2の順序が逆になっておりました。お詫びして訂正いたします。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります