どんなスマホを使っていても“文字入力”はいつも使う“機能”のひとつ。Androidでは文字入力アプリを好みのものに変更できますが(iOSも次期バージョンで対応予定とか)、「自分の連絡先を一気に入力したいなぁ」とか、「2回前にコピーしたURLを使いなぁ」などの痒いところに手の届かない体験をしたことはありませんか?
実はAndroidスマホ登場当初からある“マッシュルーム”とよばれる拡張機能を使えば、そんな悩みも解決するかもしれません。今回はマッシュルームの呼び出し方法とオススメの対応アプリを紹介します。
●まず、使い方は?
そもそもマッシュルームは、文字入力中にソフトウェアキーボードから呼び出して利用します。国内でよく使われるATOK for Android、Google日本語入力など多くのアプリが対応。
たとえばATOKの場合、フリックキーボードの左下に表示されるアイコンを長押しし、キノコっぽいアイコンのところまでドラッグ。その後、使いたいマッシュルームアプリを選択する、という流れです。
↑ATOKではマッシュルームではなく“ATOKダイレクト”という名称で提供されています。ただネットなどで拡張機能を探すときは“マッシュルーム”と検索した方がより多く見つかります。 |
●オススメ1『ProfilePickeR Plus』
・Google Play価格:無料
・Kazamidori
自分のプロフィール情報(名前や電話番号、メールアドレス、住所など)を登録してさまざまな場面で使えるようにする。マッシュルームを使って呼び出すと、入力したい項目を選択して書き出せる。
さらに、単体アプリとして利用すると登録した情報をQRコード化でき、iPhoneなどの赤外線機能の使えない相手に連絡先を教えたいときに便利。
●オススメ2『aNdClip クリップボード拡張 Free版』
・Google Play価格:無料
・amazing-create
起動後、クリップボードの履歴を自動的に保存しておいてくれる。たとえば、ブラウザーのURLとページのタイトルなどをメールで伝えたいときなど、複数の文字列を同時に扱いたいときに効果を発揮。
定型文の登録機能も備えており、登録済みの定型文はフォルダーごとに分けて管理できる。フォルダーはパスワードでロックできるので、プライベートな内容なども登録可能です。
今回は代表的なマッシュルームアプリを紹介しましたが、Google Playにはまだまだたくさんのアプリが登録されています。好評発売中の『週刊アスキー9/2号 No992』では、そんなマッシュルームについてだけでなく、4つの主要文字入力アプリの性能比較や富士通とジャストシステムが共同開発した『Super ATOK ULTIAS』について紹介しています。
いつも使うスマホの文字入力をもう少し便利にしたい方、さらに使いこなしてみたい方はぜひお近くの書店、売店、コンビニ、Amazon、各種電子書籍ストアでチェックしてみてください!
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