みなさん、こんにちは。MacPeopleと週刊アスキーを絶賛兼務中の吉田でございます。さて、愛用しているクラウドリモコン「IRKit」は、仕様が公開されているのでさまざまなサードパーティーアプリが登場しています。今回は、GPSの位置情報を利用してリモコン機器を自動制御できる「Geo IR」というアプリを紹介します。
なお、IRKit自体のセットアップは別記事の「iPhoneで操作できる安価で高機能なクラウドリモコンの決定版「IRKit」|Mac」を参照してください。
『Geo IR』
バージョン:1.0.0
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)ishkawa.orgk
「Geo IR」を起動すると、リモコン信号の登録を促す画面が表示されます。まずは、左下の歯車ボタンをタップしてセットアップを進めましょう。
最初に設定が必要なのは「デバイス」。ここで自宅のWi-Fiルーターと設定済みのIRKitを指定します。
IRKit側の設定が済んでいれば、「デバイス」をタップすれば自動的に登録が完了します。
次に「リモコン信号」をタップすると信号の登録画面に移ります。
ここでは、IRKitの前面とエアコンやテレビなどのリモコンを突き合わせて登録したいリモコンボタンを長押しします。ここでは、エアコンのオン/オフを登録しました。
IRKitがリモコン信号を受信したらボタンの登録画面に切り替わります。
登録した信号に対して、名前やトリガー、ターゲットエリアを登録しましょう。トリガーは、画面に表示されている地図の範囲に入った場合と出た場合にリモコン信号を送信する設定です。
地図の部分をタップすると範囲を指定する画面になります。画面下部にあるスライダーで調整しましょう。
初期状態ではかなりの広範囲なので、スライダーを左方向にずらして適宜円を狭めるといいでしょう。
設定が完了すると、トップ画面が「動作中」という表示に変わります。
設定した範囲に入ったり、出たりしたタイミングで通知センターが知らせてくれます。エアコンの自動制御はもちろん、テレビや照明のリモコンも登録しておげば、一人暮らしの寂しい夜もテレビから聞こえる音声と部屋の照明が暖かく迎えてくれることでしょう。
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