今年春に中国にできたお店、メイソウをご存知でしょうか。無印良品やユニクロにそっくりなロゴやパッケージデザインで、しかも「日本で大人気」という事実ではない触れ込みがあったり、存在しない“東京渋谷区神社前”が本社住所であったりして、ネットで話題になりました。
↑中国のメイソウです。(2014年4月) |
週アスでは中国のメイソウで実際に買い物したレポートなどをご紹介してきましたが、注目が高まった結果、メイソウの公式サイトでは謝罪文が掲載されるという事態にまで発展しました。
さて、このメイソウですが、現在は本社を中央区銀座の実在する住所にうつし、7月に日本で店舗をオープンしています。
日本にメイソウがやってきました
↑池袋西口から徒歩5分ほどに位置するメイソウ。 |
日本のメイソウは池袋の西口から徒歩5分。大型カラオケ店舗と軒を並べる大通りに位置します。
↑あのメイソウの看板が確かに掲げられています。 |
店舗はビルの1階のため道路に面しているものの、階段の下の小さめの間口で、こじんまりとした雑貨屋さんというたたずまい。
店内に入ってきました!
体感的に10坪程度の狭めな面積。イヤホン、カバン、ポーチ、時計、ブラシなど女性向けの商品が木目調の棚にスッキリと並べられていました。価格帯は手にとった商品を見ると200円か300円。女性向のシンプルな雑貨店といった感じでした。
なんというか……、これがあのメイソウだとは思えないほど良い雰囲気!
商品を見ているとふつうにオシャレで使えそうな物が多かったので、メイソウで買い物してきちゃいました。中国のメイソウ商品と比較をしならがら紹介していきます。
日本のメイソウで買い物した
女性向けの商品多かったので、気のおもむくまま好みで選んできました。
商品のタグにもちろんメイソウのロゴが入っています。
名創優品産業。本社は東京都中央区銀座。公式サイトもオシャレなつくりです。
それでは個別の商品をいくつか紹介していきます。
・サングラス
↑日本のメイソウで購入したサングラス。 |
価格は300円でした。こちら、実は週アススタッフの松村がかつて中国のメイソウで手に入れた品とそっくりでした。
↑中国のメイソウで購入したサングラス。 |
中国のメイソウに足を運んでいる松村にきいたところ、「日本のメイソウのサングラスは台紙がプラスチックなぶん高級感がある」とのことでした。そう、中国のほうだとサングラスの台紙は厚紙だったのです。日本向けの製品としてグレードを上げているのでしょうか。
・イヤホン
↑日本のメイソウで購入したイヤホン。 |
200円でした。かわいいウサギのパッケージで女子の心にうったえかけます。イヤホンも中国のメイソウで販売されていました。
↑中国のメイソウで購入したイヤホン。 |
日本のメイソウにはネズミさんを思わせるカタチのイヤホンは販売していませんでした。また、中国のメイソウにはマウスなのどデジタル機器も多く並んでいるようですが、日本のメイソウでは電気が通る商品はイヤホン、ヘッドホン、小型扇風機、時計といった程度でした。
・爪きりセット
価格は200円。毛抜きや眉毛切りなどが揃っていて便利そうです。ただし、松村に言わせると「外側の透明パッケージが細かいスレなどで汚れているのがメイソウらしい」とのことでした。確かによく見てみるとパッケージはうっすら汚れが付着していましたが、気がつかない程度。
・バック1
けっこういいなと思ったのはトートバック。300円。デザインもかわいいのですし、裏地がしっかりあるので安っぽくないです。
・バック2
こちらのカラフルなバックも実用的そうです。価格は300円。留めボタンを外すと大きく広がります。
ほかにも、ポーチやクッションを購入しました。普通に自宅で使用したいと思います。
全体として、日本のメイソウは店舗がこじんまりして商品が絞られているためか、中国のメイソウらしい、ちょっと不思議な製品やいかにもパチものっぽいものなどはあからさまには扱ってなかったです。商品のデザインも200、300円にしては洗練されていると思います。中国のメイソウを知る松村が見ても、品質も向こうより上という評価でした。
日本のメイソウは、メイソウであってメイソウではない。
これが、松村がもらした感想です。
メイソウはこれから日本で店舗を拡大していくかなど未知数ですが、いつの日かあなたの街にメイソウがやってくるかも。そのときは微笑んで訪れてみてはいかがでしょう。
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