紙に印刷された情報で残しておきたい場合、カメラで撮影して保存できる。とはいえ、写真では印刷物の細かい文字などがつぶれてしまって見えない……なんてこともある。
そんなときに役立つのが、『ScanSnap iX100』。
6月20日に発売されたばかりのScanSnapシリーズの超小型モバイスキャナーだ。基本的なスキャナーの機能は今までどおり。だが、この端末にはすばらしい点が多い。
まず11インチのMacBookAirの横幅と同じくらいのサイズで、400グラムと超軽量であること。にもかかわらず、バッテリー内蔵で、スキャンの際に配線をまったく必要としないこと。ケーブルをすべて排除してほしいと思ってる私としては非常にうれしい。
WiFiに対応していて、読み取った原稿を同一LANのPCやスマホに送信できる。もちろんUSB接続もオーケー。スキャナーとのダイレクト接続もできるので、外出先でも無線スキャンが可能である。読み取ったデータはDropboxなどに入れられるので、PCとのデータ連携も簡単だ。
読み取り速度はA4で5秒程度とストレスは一切なく、A3などの大きな紙をスキャンする際には用紙を分割して読み込み結合できる。さらに名刺のような小さなものを2枚同時に読み込んだりもできるので、名刺のデータ化にはスゴく便利! と、ほめちぎったわけだが、ケーブルを必要としないのがもっとも優れた点。この調子で世の中からケーブルを排除してほしい!
■今週のガジェット■
『ScanSnap iX100』
世界最軽量をほこる、わずか400gの薄型バッテリー搭載スキャナー。
↑A4サイズを約5.2秒で読み取れるほか、名刺などを2枚同時に読み取る"デュアルスキャン"機能を搭載している。
発売 富士通(関連サイト)
実売平均価格 2万円前後
■今週の近況■
アマゾン発のスマホはカスタマイズがカギ!?
ついにアマゾンもスマホを販売。これからのスマホのトレンドである3D物体認識機能を先取りした形。まぁ、それ以外にも、商品の情報を認識してECページに飛ばす機能や、おそらくKindlePaperwhiteやFireと同じく、あらかじめ工場出荷時に顧客IDを登録して出荷してくれる利便性などは搭載されているだろう。加えて、どれだけAndroidをカスタマイズして使いやすく進化していくのかが普及の鍵になるだろう。
※この連載は週刊アスキー2014年8月12日増刊号(7月7日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文ポータルサイト
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