ゴルフをプレーするうえで欠かせないのが距離の計測。ラウンド中にキャディーが付いていれば教えてくれるが、キャディーによってはきちんと距離を教えてくれないこともある……。
そこで私が利用しているのが、『COOLSHOT AS』。
ニコンが発売している携帯型レーザー距離計だ。もともと測量用途だったみたいだけど、最近ではゴルフ専用製品としてシリーズ展開している。
スマホを少し分厚くした程度の手のひらサイズで、重さ186グラムと軽量で持ち歩きやすい。仕組みとしては、目標物に照射した赤外線レーザーが反射して戻ってくるまでの時間を計測し、そこから直線距離や水平距離、高低差を導き出すというもの。当たり前ではあるが、高低差を考慮した距離も表示される。しかも、固定をせずに距離計算が可能なのはうれしい。測量は遠距離であればあるほど、微細な手ブレで計測距離が大幅に変わってくるので、測量機器を固定した方がいい。その点、これには8秒間の連続測定機能が搭載されているので、小さなターゲットへの手ブレも気にしないで済む。20センチ単位計測という点がやや気になるとはいえ、かなりの測定精度で、数値はゴルフのカートのGPSよりは正確だろう。
これだけ高性能なのに実売価格は3万円ほど。ゴルファーにとってセルフプレーではもちろんのこと、キャディーがいるときにも必須のアイテム。使ったらスコアが2~3くらいは良くなるかも……!?。
■今週のガジェット■
『COOLSHOT AS』
起伏のあるゴルフコースでも、距離の目安を表示する"ID Technology"搭載。距離感のつかみにくいコースで、どのクラブを使えばいいか目安になる。。
↑プレースタイルに合わせて、直線距離や高さなど表示が変えられる。
発売 ニコン(関連サイト)
実売平均価格 3万2000円前後
■今週の近況■
‘17年めどに“宇宙庁”設立
宇宙政策の一元化なるか?
JAXAを所管する文部科学省、宇宙の産業振興や商用利用を推進したい経済産業省、そして軍事利用を推進したい防衛省がバラバラに進めていた宇宙戦略を、内閣府の宇宙庁に一元化するというのは正しい方向性。しかしいちばん大きな既得権益を持つ文部科学省が抵抗しているというのが現状か。まあ、予算規模は大したことはないが、なかなかすんなりと進みそうにない。特に商用利用に関わる部分が規制寄りにならないかウォッチしていきたい。
※この連載は週刊アスキー2014年7月15日号(7月1日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文ポータルサイト
『ホリエモンドットコム』
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29,100円
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