著名人の炎上ツイートをTシャツにして販売するプロジェクト『ENJOT』が始動しました。
プロジェクトを立ち上げたのはWEBサービス『BASE』を運営するBASE。よしもとクリエイティブ・エージェンシーと植村工房の協力を得て“ENJOT製作委員会”を発足。第一弾としてキングコング西野亮廣さん、レイザーラモンRGさんなど人気芸人5名の炎上ツイートTシャツを『ENJOT』にて販売開始。Tシャツの売上の10%は寄付するとのこと。
炎上したツイートというと、批判が起こった発言のことをいいます。ということは、Tシャツはさぞや“いけない”雰囲気のデザインなのでしょうか。『ENJOT』で採用したツイートを見てみます。
37歳でプロボクサーのライセンスは失効する。今年36歳試合ゼロ。後楽園のリング立つため練習中。
20代の時のレベルに戻せたら会長は試合を組んでもいいと!
あの頃に戻すのは順調でも一年はかかるだろう。
いや、もう戻らないかもしれない。
面白いね。やってみようか!
無謀な挑戦に突き進むオトコの前向きなつぶやきです。さわやかです。
ロバート山本博さん Tシャツ
2999円
「いや、もう戻らないかもしれない」という言葉が描かれたオシャレなTシャツになりました。しかし、批判には縁がなさそうなこの発言のどこが炎上ツイートなのでしょうか。
そう、『ENJOT』は“人々の心を良い意味で炎上させたツイート”をTシャツにします。つまり、誰かの心を熱く奮い立たせたり、ほっこりさせたりというホットな意味での炎上です。キャッチフレーズは「世の中の“炎上”ツイートが世界に火を着ける!」。
キングコング 西野さん Tシャツ
2999円
天竺鼠 川原さん Tシャツ
2999円
佐久間一行さん Tシャツ
2999円
レイザーラモンRGさん Tシャツ
2999円
どれも心がホットになる炎上ツイートです。『ENJOT』では今後、タレント、アイドル、スポーツ選手、文化人など幅広く著名人のツイートをTシャツ化して販売する予定。問題ある内容のツイートを少し期待していた人はガックリしたかもしれませんが、ポジティブな内容のTシャツを着たほうが気持ちいいに違いありません。売上の10%は寄付されるということでこれも心が温かくなる内容。これぞ良い意味での“炎上”マーケティングです(笑)。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります