アイ・オー・データは28インチ4K(3840×2160ドット)の高解像度液晶『LCD-M4K281XB』と、USBで接続するだけでノートPCやタブレットに保存した高解像度写真や地図を4K液晶に出力可能な、USBグラフィックアダプター『USB-4K/DP』を発表した。
↑秋葉原UDXで行なわれた展示会『I-Oソリューションフェア2014 SUMMER』では、デモ機を展示。
『LCD-M4K281XB』は7月下旬発売予定で、予想実売価格は7万4000円前後。『USB-4K/DP』は7月中旬発売予定で予想実売価格は1万4300円前後。
LCD-M4K281XB
『LCD-M4K281XB』の映像入力はDisplayPort1.2×2、HDMI×2、D-Sub15ピンと豊富。4K解像度での60Hz表示はDisplayPortのみ対応。HDMIは1ポートのみ、4K30Hz表示を可能としている。
ちなみに、同社は4K表示対応のPCI Express接続のグラフィックボードの販売も7~8月に予定しているようだ。
パネルはTNで視野角は上下160度、左右170度。2.5W+2.5Wのステレオスピーカーを内蔵する。
また、子画面を表示させるPIP(Picture In Picture)に対応し、全画面でゲームをプレイしながら、別PCからSkypeの子画面を表示、といいうような使い方も可能。さらに、フルHD(1920×1080ドット)の4画面分割表示が可能なPOP(Picture Out Picture)機能も搭載する。
LEDバックライトは高速で点滅しないフリッカーレスのため、ちらつきがなく長時間使用による目の負担も低減するとしている。
USB-4K/DP
『USB-4K/DP』は4K出力非対応のノートPCやタブレット用のUSB3.0接続アダプター。出力はDisplayPortだが、フルHD以上の解像度では60Hzの出力ができず、動画再生は非対応。
重量は約31グラム、USB3.0ケーブルが付属。PCのグラフィックも同時に使用可能、Direct3DやDirectDraw、OpenGLなどのAPIには非対応。また、HDCP機能には対応していないため、コピーガードが施されているブルーレイの映像や地デジの視聴はできない。
同社のデモでは実際にウェブ地図を表示。エクセルの表や地図を広い範囲で表示したり、スマホやカメラで撮影した高解像度写真を高精細で表示し、活用していた。
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アイ・オー・データ
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