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『niconico』など日本独自のアプリも発表になった『Xbox One』記者発表会

2014年06月20日 15時30分更新

 9月4日に日本での発売が予定されている次世代ゲーム機『Xbox One』の記者発表会が、本日6月20日に秋葉原UDXシアターにて開催。先日のE3で公開された新作タイトルや日本市場向けのタイトルやアプリの多くが、ゲストを交えながら発表されました。

Xbox One

 会見のホストを務めた日本マイクロソフトの泉水 敬氏は、Xbox Oneのキーワードを「圧倒的な臨場感や没入感」、「クラウドのパワーの活用」、「バラエティー豊かなゲームラインナップ」と、次世代ゲーム機としての特徴を説明。また、本体にHDMI入力端子を備えてテレビやAV機器などを一元化して楽しめることをアピールしました。
 その一例としてデモンストレーションしたのが、カメラやマイクを搭載した新型コントローラー『Kinect』を使った操作。本体の前に立つだけでカメラが自動的にユーザーを認識し、日本語で「Xbox テレビを見る」、「Xoox フレンドに移動」、「Xbox アバターに移動」といったように話しかけるだけで本体操作が行なえるのは、なかなかの未来感です。

Xbox One

↑コントローラを手にせずとも音声や身振り手振りで操作ができる“Kinect”。発表会では、日本語に対応していることを実機を使ったデモンストレーションでアピールしました。

 本体ではゲームとは別に“アプリ”と呼ばれるミニプログラムが動作するのも特徴です。これはゲーム本体と同時に動かすこと(スナップ)ができ、例えばテレビを見ながらスポーツの“Skype”アプリを利用したり、インターネットエクスプローラーアプリで攻略サイトを見ながらゲームを楽しんだりできます。こういった“ながら”で楽しむスタイルは、Xbox Oneならではで便利そうです!
 さらに日本独自のアプリとして、『Jリーグ動画アーカイブス』、『カラオケ@DAM』、『niconico』などが提供されることも発表されました。

Xbox One

↑分割した画面でゲームやテレビとアプリとが同時に動作する“スナップ”機能。使い方次第でリビングのテレビがより便利になりそう!

Xbox One

↑Jリーグ名誉女子マネージャーの足立梨花さんが登場。ゲーム機で過去のJリーグの名シーンが見られる機能を見て「とっても便利そう!」と喜んでいました。

Xbox One

↑カラオケ店にある機械と同等の機能を持つ『カラオケ@DAM』。精密採点機能も用意されています。

 ゲーマーならば気になるのがタイトルラインナップですが、9月4日の本体発売と同時に30近くのゲームソフトが用意され、その中には『タイタンフォール』や『デッドライジング3』、そしてこの会見で発表となった『無双OROCHI2 Ultimate』といった人気作が並びます。また、大作ではないけどアイデアがキラリと光るインディーズゲームもがリリース予定とのことです。

Xbox One

↑セガの名越稔洋氏が登場し「Windowsという世界で通用するマイクロソフトが提供するハードだけに、それに絡めた新しいゲームエンターテイメントを提供していきたい」とコメント。そのほかの著名クリエイターからもビデオでのコメントが寄せられた。

Xbox One
Xbox One

↑キックスターターによって7万人の資金調達によって制作されることが決定した『Mighty No.9』。カプコンから独立して開発を進める稲船敬二氏は、「作り手のやりたいことを表現したゲームを提供していきたい」と語りました。

Xbox One
Xbox One

↑50社以上のメーカーが参入を表明し、マイクロソフトが自社リリースするタイトルも充実。詳しいラインナップは公式サイトでチェックしてみてください!

Xbox One

 日本でのXbox Oneの価格は、本体のみが3万9980円、Kinect付属モデルが4万9980円、台数限定のKinect+ソフト同梱モデルが4万9980円で、6月21日より予約開始となっています。また、入場無料の体験会“Xbox One 大感謝祭”が、6月21〜22日には東京のベルサール秋葉原で、6月29日には新大阪イベントホール ルミエールにて開催されるので、気になる人はぜひ足を運んでみてください!

■関連サイト
Xbox公式サイト

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