米AmazonはAndroid OSがベースの“Fire OS”を搭載したスマートフォン『Fire Phone』を発表しました。
“Fire OS”はクラウドサービスを利用すためのプラットフォームが強化されているのが特徴です。『Fire Phone』は、Amazonのクラウドドライブと連携して写真を無制限に保存できるほか、Amazonの映画や音楽といったコンテンツを制限なくストリーミング視聴可能といった、クラウドサービスが豊富。
端末の側面に“Firefly”ボタンを搭載。カメラに調べたい対象物を写してこのボタンをクリックすると、1億以上のアイテムから素早く検索します。メールアドレス、電話番号、ウェブサイト、QRコードおよび音楽、24万本以上の映画やテレビ番組、7000万以上の製品が認識可能です。認識した製品を品物をそのままAmazonで注文するといったことも可能。
液晶は4.7インチ。手に持ちやすいサイズです。ゴリラガラス3が施され、強靭な仕様になっています。フロントカメラとインカメラのほか、2ヵ所にリアカメラを設置。計4つのカメラはそれぞれ赤外線を搭載。暗所でも顏認識をしながらHD動画の撮影まで可能です。
米国のAmazonではすでに予約を開始。7月15日に出荷予定です。価格は32GBモデルが649ドル(約6万6000円)、64GBモデルが749ドル(約7万6000円)。
●おもなスペック
OS:Fire OS 3.5.0
通信:UMTS/HSPA+/DC-HSDPA (850, 900, 1700/2100, 1900, 2100 MHz), Quad-band GSM/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz), 9 bands of LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 17, 20)、キャリアアグリゲーション対応
ディスプレー:4.7インチ液晶(1280×720ドット、315dpi)
CPU:Snapdragon 800(2.2 GHz、クアッドコア)
GPU:Adreno 330
メモリー(RAM):2GB
ストレージ:32GB/64GB
カメラ :リアカメラ1300万画素(F2.0/LEDフラッシュ)、インカメラ210万画素
WiFi:IEEE802.11a/b/g/n/ac
バッテリー:2400mAh
サイズ/重量:約66.5(W)×8.9(D)×139(H)mm/約160g
●関連サイト
Amazonグローバルサイト_該当リリース
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