日本初のFirefox OS搭載端末『Flame』に触ってきた：APPS JAPAN

　アプリ関連企業が一同に会し、さまざまなアプリが展示されている“APPS JAPAN 2014”。

　その中に出展しているMozillaのブースには、今夏、日本での発売も予定されている『Flame』の実機が展示されていました。Flameは、日本初のFirefox OSを搭載した開発者向けのリファレンス端末になります。発売日や販売価格については未定となっています。

　以下、実機のタッチアンドトライになります。

Flameの実機。ホームボタンにはFirefoxらしいオレンジ色の枠が採用されています。丸型のアプリケーションアイコンが特徴的。

端末情報のソフトウェア欄を見ると“Boot2Gecko”の文字が。紛れもないFirefox OSのことです。

例によって大きさ比較。iPhone 5s（左）と。

厚さも比べてみました。

背面はグレーです。カメラレンズ周りのオレンジ色がアクセントになっています。

設定メニュー。SIMに関する項目もあります。

日本語入力ソフトは『iWnn IME』。Androidでもよく使われている入力ソフトですね。

オレンジ色が映えるキーボード。あすきーと入力してみました。

　今夏の販売価格は未定となっています。関係者の話によると、どこかのタイミングでキャリアからも登場するとかしないとか。詳細は答えてもらえませんでした。また、スペックに関してはもう少し高くなる見込みだそうです。

■日本では発売未定の『ZTE OPEN C』も展示

同じくMozillaブースに展示されていたこちらは、Firefox OS搭載の『ZTE OPEN C』。海外で発売中ですが、日本での発売予定はないそう。

せっかくなので、iPhone 5s（右）とサイズを比較。

厚さも比較してみました。

　iOS、Androidに次ぐ、第三のモバイルOSとしても注目度が高いFirefox OSなだけあり、ブースには多くの人が集まって、OSのことや開発環境のことを熱心に聞いていました。

『Flame』
●おもなスペック
通信：GSM：850/900/1800/1900MHz、UMTS：850/900/1900/2100MHz、Wi-Fi：802.11b/g/n
ディスプレー：4.5インチ（FWVGA 854×480ピクセル）
CPU：Qualcomm MSM8210 Snapdragon、1.2GHzデュアルコア
メモリー：8GB
内蔵ストレージ：256MB～1GB（開発者が調整可能）
カメラ：500万画素（インカメラ200万画素）
バッテリー：1800mAh
その他：デュアルSIM対応