写真撮影をスマホでするのが一般的になり、写真をわざわざプリントすることはめったになくなった。だが、たまに印刷しておきたい写真もある。今回は、モバイルプリンター『Pocket photo』を紹介したい。
「いまさらプリンター?」と思われるかもだが、こいつが思った以上に優秀。スマホとBluetoothで接続して、専用アプリから写真を選び印刷ボタンを押すだけ。転送した画像をフルカラー写真で出力してくれる。出力の時間は1分程度。
ここまでは普通。何が良いかというと、まずインクが必要ないこと。専用用紙はフルカラーに対応したインクレス感熱シートになっていて、光沢のある写真を、一枚あたり50円以下で印刷できる。さすがに業務用プリンターには敵わないが、必要十分なレベルだ。さらに、バッテリー内蔵で出先でも使える。サイズはスマホよりひとまわり大きく厚みもあるが、プリンターとしてはコンパクトで重さも221g。フル充電だと30枚くらい印刷できるというのもいい。
私はこれを講演会の書籍販売所で使おうと思案中。今まではインスタントカメラで撮影した写真にサインをして飾っていたのだが、これならスマホの画像をその場でプリントできる。フチ無し印刷だけでなく、余白を作ることができるのも素敵なところ。しかもスマホ上で写真にフィルターをかけたり、デコったり文字を入れたりもできる。結婚式の二次会など、撮影直後に写真印刷をする必要があるときは使うといいかも。
■今週のガジェット■
『Pocket photo(PD239)』
小型サイズで、手軽に使えるプリンター。Bluetoothのほか、NFC対応のスマホならかざすだけでプリントできる。
↑無料の専用アプリ『ポケットフォト』で、文字やQRコードを入れられるほか、フレームなどの加工もできる。
発売 LGエレクトロニクス(関連サイト)
実売価格 1万3000円前後
■今週の近況■
Gunosyの月間売上は数億円に!?
テレビCMも始まったGunosyだが、広告の露出も日に日に目立ってきている感じ。
10億円単位の増資をして一気にダウンロード数を増やし認知を上げ、次のステージに突っ走る。この方法がニュースアプリでも出てきた。おそらく3種類くらいしかニュースアプリの指定席はないので、そこに入れるかどうかが鍵。Gunosy代表取締役の木村新司氏によれば、「日本はニュースキュレーションアプリでは世界最前線にいる」そうだから期待できるかも。
※この連載は週刊アスキー2014年6月24日号(6月10日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文ポータルサイト
『ホリエモンドットコム』
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