マイクロソフトは台湾で開催中のCOMPUTEX2014においてキーノートを実施しました。同社製品である『Windows』および『Windows Phone』について最新情報やデモ、サードパーティー製端末が紹介されました。
まずは改めて同社の製品が世界中で使われていることを紹介。さらに“The next billion devices(次の10億人に向けた端末)”に必要なことを示しました。さらに、同社のクラウド製品群でどんな形状のデバイスでも同様のサービスが使われていることを示しました。
さらに発表済みの『Windows 8.1 Update』、『Windows Phone 8.1』のデモも実施されました。音声アシスタント機能である“CORTANA”のデモでは“How many calories in a banana?(バナナのカロリーはどのくらい?)”と聞いたら、“105cal”と答えたり、リマインダーの設定を音声アシスタントだけですませたり、iOSの“Siri”とGoogleの“Google Now”を組み合わせたかのような機能が紹介されました。
そして、デモの最後にはCORTANAに向かって“I love you.(愛しているよ)”と話しかけ、CORTANAが“Thanks. Ditto.”と答えるコミュニケーション機能を披露して締めくくりました。
↑デモを担当したWindows Group Product Managerのニック・ヘッダーマン氏。 |
タイル設定の強化 |
3Dマップ |
端末内画像を |
壁紙に設定 |
初登場の“File”アプリ |
コピーなどが可能 |
音声アシスタント機能を |
オフにすることも |
バナナのカロリーは? |
台湾で一番高い建物は? |
リマインダー登録 |
コミュニケーション |
また、キーノートでは“The Internet of Things(IoT)”についても触れ、同社のクラウドソリューション“Microsoft Azure”が、さまざまなWindowsデバイスとそのほかのデバイスがセンサー、複数のOS、アプリケーションの橋渡し的な役割を果たすとしています。
キーノートでは製品紹介も行なわれ、Windows製品はHPの法人向け2in1『HP Pro x2 612』や先日ASUSから発表された『ASUS Transformer Book T300 Chi』などが紹介され、実機も披露されました。
↑『HP Pro x2 612』とKeynote全体の進行と製品紹介を担当したマイクロソフトOEM部門副社長のニック・パーカー氏。 |
ASUSの製品はまだ試作機 |
非常に薄く軽量 |
●関連サイト
日本マイクロソフト 公式サイト
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