WindowsタブレットでW杯を100倍楽しむ“すぽレットキャンペーン”

2014年05月31日 10時30分更新

　日本マイクロソフトはW杯の開催にあわせるカタチで『すぽレットキャンペーンタブレットでサッカーを100倍楽しもう！』を5月30日から開始した。



↑発表会では、サッカー元日本代表、財団法人日本サッカー協会理事の北澤豪氏（右）がゲストで登場。『GIANT KILLING』に登場するマスコットキャラクター・パッカくん（左）も応援にかけつけた。

　キャンペーン内容は3つ。ひとつはTwitter連動キャンペーンで、＠windows_japanをフォローし、ハッシュタグ　#spolet　を付けて、“みんなの心に残るスポーツの名場面”をツイートすると、ツイート数に応じてサッカーボールやアクションカム、海外サッカー観戦ツアーなどの豪華商品が当たるプレゼントキャンペーン（5月30日～7月31日まで）。2つ目は、専用サイトからエントリーする、Windows Storeクーポン500円分のプレゼントキャンペーン（5月30日～7月31日まで）。最後は、サッカー観戦に特化した無料アプリ『リアサカ LIVE』の配信（6月12日から）だ。

　特に注目したいのが『リアサカ LIVE』アプリ。Jリーグ・オフィシャルデータサプライヤーであるデータスタジアムとの協業による産物で、サッカーの試合データがリアルタイムで配信されるというもの。



↑データスタジアム取締役・松元繁氏。同社はJリーグオフィシャルデータサプライヤーとして、試合の各種データを提供している。アウトドアでも気軽に使えるタブレットの登場を期待したいと語った。



↑横浜マリノスでの導入事例。Windows Azureを活用している。



↑チューナーとセットでポータブルTVとして、サッカー観戦のセカンドスクリーンとしての利用が今回の提案のキモ。



↑リアサカ LIVEの説明を担当した日本マイクロソフトOEM総括本部マーケティング部シニアマーケティングスペシャリスト・齊藤良太氏。自作したというWindowsロゴ入りユニフォームで登場。



↑デモ機での画面。タップ・クリック操作に対応する。データの配列や見せ方が上手く、試合観戦しながらチラ見でも十分に情報を取得できそうな印象だった。

『リアサカ LIVE』は日本マイクロソフトの本気が見えるアプリで、試合中データが随時更新されていくほか、試合開始前には過去のデータから予想フォーメーションが表示されるだけでなく、各選手の情報にもアクセス可能だ。試合中のデータ更新は30秒ごとで、ボール支配率やヒートマップなどがわかる。



↑試合情報トップ画面には、選手の基本データやフォーメーション、特典、シュート数、パス数、パス成功率などが並ぶ。北澤豪氏は素で関心していた模様。



↑チーム詳細には、シュート枠内、シュート枠外、セーブ数、ファウル数、被ファウル数が並ぶ。

　さらにユニークなのは、選手ごとの情報。パスを誰に何本回したかといったデータも参照できるため、サッカー好きにとってはマストなアプリになるだろう。ゲストとして登壇した元サッカー日本代表、日本サッカー協会理事・北澤豪氏も「解説いらなくなりますよね」と驚いていた。



↑プレイヤーデータがすごい。特定選手の情報としてゴール数やアシスト数、シュート数などが用意されるほか、特定の選手へのパス交換数なども表示される。過去試合の累積データもあり、分析好きにはありがたい機能だといえる。



↑攻撃割合では画面下部に注目してほしい。攻防の流れがストリームでわかるほか、カードや交代のタイミングもわかる。



↑ヒートマップもあり、北澤豪氏はプレイヤーデータや攻撃割合などと並行してみるとおもしろそう、と感心していた。



↑カウントダウン機能では、試合スケジュールの表示のほか、ライブタイルでライブ中継開始までの時間を教えてくれる。

　これらの情報1回の更新にかかるデータ通信量は4KB程度。Twitterの実況ツイートによる高速ストリームのほうがよほどデータ通信量を消費するため、屋外での観戦でも安心して利用でき、低価格SIMを使っての利用も問題ないだろう。



↑アプリの配信は6月12日からで、試合データの配信は6月15日の日本vs.コートジボワールを皮切りに、日本戦と決勝トーナメント全戦、計19試合で行なう。