『Cheeez』
バージョン:1.0.3
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
例えば自分が入った集合写真を撮る際に、やや離れたベンチの上にiPadを置いてPhoneでシャッターボタンを押す。あるいは、iPadとiPhoneの役割を入れ替え、iPadをリモコンにし、より高画質なiPhoneのカメラで撮影。そういったことをパッとできるのが『Cheeez』だ!
フラッシュ、インカメラとアウトカメラ、位置情報の切り替えができる |
Cheeezは、近くにある2台のiOS端末をブルートゥースで接続し、ワイヤレスでカメラのシャッターを切れる超便利なアプリ。
似たようなアプリは多数あるけど。安定した動作、説明不要のわかりやすさと使いやすさ、シンプルなデザイン。すべてダントツ!
インカメラとアウトカメラの切り替え、フラッシュライトのオンオフ、位置情報追加のオンオフもリモート側の手元で操作できて抜かりはない。
初回時のみブルートゥース接続 |
いやぁ〜使い勝手がよすぎ!初回のみブルートゥースの接続設定を済ませれば、以後は自動的に再接続。あとはなにも考えずに、一方の端末で“Camera”を開き、もう一方の端末で“Remote”を開く。中央の赤いボタンを押せば離れた場所から撮影できるよ。
よく考えてあるなと感心したのが、カメラとリモコンの切り替え方法。そのつどCheeezのトップ画面に戻らなくても、画面上下にある矢印型のアイコンを押せばカメラ、リモコンを切り替えられ、撮影時にモタモタせずに済む!
同じ数字を選ぶだけで接続完了 |
ブルートゥースの接続設定はとてもカンタン。2台のiOS端末でブルートゥースをオンにしてからCheeezを開き、画面中央にあるダイヤルメニューから双方で同じ数字を選択するだけ。瞬時に設定が完了。
ブルートゥース以外のネットワークは一切利用しない。携帯電話会社の電波が来ていない大自然の中だろうが、電波状況の劣悪な秘密の隠れ家(?)だろうが、どんな場所でも即座に撮影できる!
ちなみに、ブルートゥース接続用の数字を変更したい場合は、トップ画面中央のピンチインでダイヤルメニューを再表示できるよ。
スマートウォッチの遠隔より実用的 |
標準の『カメラ』アプリと異なり、被写体のピンチズームはできないけど、長押しで自動露出とオートフォーカスのロックは可能。
じつは、まったく別のアプリを利用すれば、スマートウォッチでもiOS端末のカメラによる遠隔撮影は可能。だけどまだまだ動作が不安定だし、現状で実用的なのはやはりCheeezのほうなんだよね。
ここまで完成度が高いと欲が出てくる。例えば、今のところ標準のカメラでいう“写真”しか撮影できないんだけど。“動画”や“スクエア”なんかも撮影できたらうれしい。さらに、カメラがとらえている様子をリモコン側でプレビューできたらナイス。集合写真や自分撮りはもちろん、昆虫観察などにも役立ちそうだね!
『Cheeez』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
作者:beyondf
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