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Xperia ZL2詳細レポート Z2との違いや進化した“POBox Plus”をチェック

2014年05月08日 22時40分更新

 本日のauとソニーモバイルの発表した2014年夏モデル『Xperia ZL2 SOL25』。すでに速報(該当記事)でお伝えしているとおり、グローバル版フラッグシップ『Xperia Z2』とどのあたりが違うか、またZL2およびZ2 Tabletで搭載された進化した文字入力アプリ『POBox Plus』について紹介したいと思います。

●Xperia ZL2とZ2の違いはどこ?

Xperia ZL2 SOL25

 まずはおさらいもかねてZL2の基本スペックをグローバル版Z2と比較してみましょう。

  Xperia ZL2 SOL25 グローバル版Xperia Z2
ディスプレー 5インチ液晶(1080×1920ドット、441dpi) 5.2インチ液晶(1080×1920ドット、424dpi)
CPU MSM8974AB(2.3GHz、クアッドコア)
RAM/ROM 3GB/32GB 3GB/16GB以上
カメラ 2070万画素
インカメラ 31万画素 220万画素
バッテリー 3000mAh 3200mAh
本体サイズ 72(W)×10.8(D)×137(H)mm 73.3(W)×8.2(D)×146.8(H)mm
重量 167g 163g

 

 というように画面&本体サイズ以外の主要スペックはほぼ同様であることから“Z2をベースにしている”と言えるようです。

グローバルで発売中のXperia Z2

Xperia ZL2 SOL25

 またZL2にはこれに加え、“日本独自仕様”と“外観の違い”があります。外観の違いというのは裏面に顕著にでており、Z2はスクエア形状でソリッドなイメージがあるのに対し、Z2は角をさらに落とし持ちやすくしたフォルムです。

 また、カラバリもドコモの昨年夏モデル『Xperia A SO-04E』に似ているターコイズ、ブラック、ホワイトの3色。ただ、Aとは違いZL2はXperiaロゴやFeliCaマークなどといったものが浮かんでいるようなデザインになっています。

●進化して名前も一新した『POBox Plus』

 ZL2の特徴、それは4K動画撮影やデジタルノイズキャンセリングだけではありません。スマホで最も使う機能といっても過言ではない“文字入力”の部分も大きな進化を遂げています。

Xperia ZL2 SOL25

 進化したIME、その名も“POBox Plus”。今までのXperia端末には“POBox Touch X.X”というような名前でしたが、UIや機能を一新したことで名称も変更になったようです。

Xperia ZL2 SOL25

 UIで大きく変わったのはキーボード上部にショートカットが表示されたこと。左から音声入力、片手操作モード切替、キーボード一覧設定へアクセス可能。右の縦3点リードのアイコンはPOBoxの細かい設定やヘルプが一覧で表示されます。

片手操作モード選択時
Xperia ZL2 SOL25
キーボード一覧設定画面
Xperia ZL2 SOL25
設定・ヘルプ画面
Xperia ZL2 SOL25

 予測変換時、ひとつ前の状態に戻れる“変換取り消し”ボタンも設置。加えて、“入力ミス補正”機能により、たとえば“あはよう”と入力してしまっても変換候補には“おはよう”と表示されるようになりました。

入力ミス補正
Xperia ZL2 SOL25
変換取り消しボタン
Xperia ZL2 SOL25

 さらにキーボードの見た目を変える“キセカエキーボード”もさらにパワーアップ。キーのタッチ音が着せかえた見た目に応じたものに変更されるようになりました。これらは今まで通りウェブ経由で追加できるようになるとのことです。

Xperia ZL2 SOL25

 以上。駆け足でしたがXperia ZL2の魅力のほんの一部分をお送りしました。実機が手に入り次第、より細かくレビューしていきますので、ぜひ週アスPLUSの新着記事をお見逃しなく!

●関連サイト
ソニーモバイル Xperia ZL2 SOL25製品ページ

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