本日のauとソニーモバイルの発表した2014年夏モデル『Xperia ZL2 SOL25』。すでに速報(該当記事)でお伝えしているとおり、グローバル版フラッグシップ『Xperia Z2』とどのあたりが違うか、またZL2およびZ2 Tabletで搭載された進化した文字入力アプリ『POBox Plus』について紹介したいと思います。
●Xperia ZL2とZ2の違いはどこ?
まずはおさらいもかねてZL2の基本スペックをグローバル版Z2と比較してみましょう。
Xperia ZL2 SOL25 | グローバル版Xperia Z2 | |
ディスプレー | 5インチ液晶(1080×1920ドット、441dpi) | 5.2インチ液晶(1080×1920ドット、424dpi) |
CPU | MSM8974AB(2.3GHz、クアッドコア) | |
RAM/ROM | 3GB/32GB | 3GB/16GB以上 |
カメラ | 2070万画素 | |
インカメラ | 31万画素 | 220万画素 |
バッテリー | 3000mAh | 3200mAh |
本体サイズ | 72(W)×10.8(D)×137(H)mm | 73.3(W)×8.2(D)×146.8(H)mm |
重量 | 167g | 163g |
というように画面&本体サイズ以外の主要スペックはほぼ同様であることから“Z2をベースにしている”と言えるようです。
グローバルで発売中のXperia Z2
またZL2にはこれに加え、“日本独自仕様”と“外観の違い”があります。外観の違いというのは裏面に顕著にでており、Z2はスクエア形状でソリッドなイメージがあるのに対し、Z2は角をさらに落とし持ちやすくしたフォルムです。
また、カラバリもドコモの昨年夏モデル『Xperia A SO-04E』に似ているターコイズ、ブラック、ホワイトの3色。ただ、Aとは違いZL2はXperiaロゴやFeliCaマークなどといったものが浮かんでいるようなデザインになっています。
●進化して名前も一新した『POBox Plus』
ZL2の特徴、それは4K動画撮影やデジタルノイズキャンセリングだけではありません。スマホで最も使う機能といっても過言ではない“文字入力”の部分も大きな進化を遂げています。
進化したIME、その名も“POBox Plus”。今までのXperia端末には“POBox Touch X.X”というような名前でしたが、UIや機能を一新したことで名称も変更になったようです。
UIで大きく変わったのはキーボード上部にショートカットが表示されたこと。左から音声入力、片手操作モード切替、キーボード一覧設定へアクセス可能。右の縦3点リードのアイコンはPOBoxの細かい設定やヘルプが一覧で表示されます。
片手操作モード選択時 |
キーボード一覧設定画面 |
設定・ヘルプ画面 |
予測変換時、ひとつ前の状態に戻れる“変換取り消し”ボタンも設置。加えて、“入力ミス補正”機能により、たとえば“あはよう”と入力してしまっても変換候補には“おはよう”と表示されるようになりました。
入力ミス補正 |
変換取り消しボタン |
さらにキーボードの見た目を変える“キセカエキーボード”もさらにパワーアップ。キーのタッチ音が着せかえた見た目に応じたものに変更されるようになりました。これらは今まで通りウェブ経由で追加できるようになるとのことです。
以上。駆け足でしたがXperia ZL2の魅力のほんの一部分をお送りしました。実機が手に入り次第、より細かくレビューしていきますので、ぜひ週アスPLUSの新着記事をお見逃しなく!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります