みなさんゴールデンウィークの過ごし方はお決まりでしょうか。私は忙しくて消化できていないPCゲームをやりまくろうと思います。『タイタンフォール』のカード集めもしなきゃいけないし、『League of Legends』も復帰しなければ。『Goat Simulator』で現実逃避するのもいいナー。誰がなんと言おうとリア充生活です。
さて、ゲームPCといえば要のパーツはグラボであることは間違いありません。しかし、グラボだけでPCは動きませんよね。CPUにSSDにメモリーなどなど、たくさんあります。すべてハイエンドのパーツを揃えれば話はカンタンですが、そんなに予算をかけられない人も多いと思います。そこで、ゲームPCに本当に必要なパーツの性能を根掘り葉掘り検証してみました。いくつか紹介していきましょう。
●CPUのオーバークロックが効くゲームがある
『シヴィライゼーションV』で検証。Core i5-4670Kを3.4GHzから4.6GHzにオーバークロックすると、新規ゲームを始める細の待ち時間が約17秒から13秒に短縮されました。ランダムな地形を制作する際にCPUをフル回転させているからですね。残念ながら『バトルフィールド4』などでは効果はほとんどありませんでした。
●メインメモリーは最低でも8GBは搭載したい
「メモリーはとりあえず8GB積めばいいよね」とよく言われていますが、実際のゲームではどの程度使用されているのでしょうか。『バトルフィールド4』は64人対戦で10分間観戦したところ、起動時の4.7GB消費から6.4GBへ増加しました。裏でなにかソフトが動いていたりするとギリギリです。
●ストレージ編 ゲームはSSDの性能を使いきっていない
SSDに換装すればHDDよりレスポンスが圧倒的に良くなるのは自明ですが、ゲーム中にはどんなアクセスが発生しているのか『HWiNFO64』を用いて調べてみました。それが上のグラフです。『バトルフィールド4』を起動してゲームを再開するときの読み書き処理を表わしています。書き込みがほぼ無いのは当然ですが、読み込み速度は毎秒70MB前後だったことに注目です。最近のSSDは公称速度が毎秒500MBを超える製品がほとんどです。つまり、SSDの性能を使い切ってはいないということ。もちろん、ゲーム以外の快適性に関わるので速いことに越したことはありませんが。
といったように、本日発売の『快適ゲームPCが自作できる本』の特集、『快適ゲーミングのためのPCパーツ選定術』では、電源ユニットやPCケース、液晶ディスプレーまで、さまざまな角度で検証しています。
必要な性能がわかれば、グラボは上位のものを、そのぶんCPUなどは安くなど、予算の配分も考えられます。ゴールデンウィークは『快適ゲームPCが自作できる本』を読んで、いっしょにゲームPCでリア充生活しませんか?
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