すぐ必要なデータ以外はNASに退避する
個人で、あるいは家族などと一緒に自宅で複数台のMacやiOSデバイスを利用していると、それぞれのマシンにデータが散在しがちですよね。特に古いデータなどは、いざアクセスしようと思った時にファイルがどこにあるかわからなくて困る、ということがしばしばあります。
そんな場合に重宝するのが、NAS(ネットワークストレージ)。通常はマシンと1対1でつなぐ外付けストレージを、ネットワークで接続して複数台からアクセスできるようにするものです。各種のデータをNASに保存すれば、パソコンや端末側のストレージの空き容量を増やせます。
また、AirMacベースステーションなど、Wi-FiルーターにNASを接続すれば、パソコンやスマホからワイヤレスでデータにアクセスできます。一方、大きなファイルのコピーやHD動画の再生などで安定した速度を求める場合は、MacとルーターをLANケーブルで有線接続するという手もあります。
通常のファイルだけでなく、iTunesやiPhotoのライブラリを丸ごとNASに移行して運用することも可能です。また、最近のNASの多くはiTunesサーバー、DLNAサーバー機能を装備しており、ファイルをNASに保存したままストリーミングで音楽や動画を再生することもできるのです。
MacPeople 6月号の第1特集『ネットワークデータ管理のススメ』では、AirMacシリーズをこれから導入する人のための基礎知識や、上記のようなNASの運用ガイド、ようり高度にNASを使いこなすためのテクニックなどを、30ページ超の特大ボリュームで解説しています。
そのほかの特集ラインアップは、Office for iOS & OneNote for Macの使い方、iPhoneを守る保護ガラスの選び方、いま熱いゲーム開発環境Unity入門、App Storeに自作アプリを登録する方法──など、ゴールデンウィーク中にじっくり読みたいコンテンツが満載です。
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