とっても賢い活動量計アプリ『Moves』。起動させておくだけで、徒歩、自転車、交通機関での移動などを的確に計測してライフログをとってくれるアプリで人気ですよね。僕も昨年のiPhone5sのM7対応以来、愛用中なんですけども、ね。
そのMovesが、開発元のProtoGeo社ともどもFacebookが買収したとの発表が飛び込んできました。そうくるか、マーク・ザッカーバーグ。なお、買収額は現時点では不明です。
Oculus VRの巨額買収では、金額もさることながら「なんでFacebookが?」という感想をもった人も多かったでしょうが、今回は逆に「そりゃ、Movesは欲しいよね」と納得してしまったのは僕だけではないでしょう。
Jawbone UPやFitbitなどの成功を受けて新型のライフログバンドが一気に市場で存在感を増して来た2014年、それと似たような精度を持ち、位置情報を使うという点ではそれ以上に高精度なライフログ体験をアプリ一発で実現するMovesは、ソーシャルメディア企業にとって欲しくならないわけがない。
Movesの機能がFacebookにマージされたら、たとえばアクティビティログに非常に高精度な位置情報ログが導入される、なんてことは容易に想像できます。
もっとも、ProtoGeoの買収発表リリースでは「Facebookとデータをどう連携させるのかはノープラン」らしいんですけどね。
でも、手放しにしておくわけはないですよ。MovesとFacebookはあまりにも相性が良すぎる。
なお、買収のおかげなのかどうかわかりませんが、本来は有料アプリのMoves、ただいまなう無料に!
まだ使ったことがないという人、そのログ精度に驚くこと間違いなし。一度使ってみてください。
↑ちなみに、よく見るとMovesアプリ上にも「Facebookにジョインしました!」文のノティフィケーションが表示されてます。文面は、冒頭の画像と同じです。 |
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