Appleが4月23日(現地時間)、2014年度第2四半期決算(2014年1〜3月)を発表しました。売上高は456億ドル(約4.7兆円)、純利益は102億ドル(約1兆円)、売上総利益率は前年同期の37.5%に対し39.3%、米国市場以外の売上比率は65%となりました。
iPhoneの販売が牽引し、過去最高の1〜3月期売上高を達成したほか、サービス事業者(ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯電話キャリア)からの収益が過去最高となったとのことです。Appleが発表している製品別の販売台数推移をわかりやすくまとめてみました。
リリース全文は以下の通り。
Apple、第2四半期の業績を発表
iPhoneの力強い販売により、過去最高の1〜3月期売上高と 15%増の一株当たり利益を達成
2014年4月23日、カリフォルニア州クパティーノ、Apple®は本日、2014年3月29日を末日とする2014年度第2四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は456億ドル、純利益は102億ドル、希薄化後の1株当り利益は11.62ドルとなりました。前年同期は、売上高が436億ドル、純利益が95億ドル、希薄化後の1株当たり利益が10.09ドルでした。売上総利益率は、前年同期の37.5%に対し39.3%となりました。当四半期の米国市場以外の売上比率は66%でした。
「当四半期の業績、特に、iPhoneの売れ行きが力強く、サービス事業からの収益が過去最高となったことをとても誇りに思います。今後もAppleだからこそ市場に提供できるさらに多くの新製品とサービスを発表することを楽しみにしています」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クックは述べています。
「1〜3月期は、135億ドルの営業キャッシュフローを生み出し、配当金と自社株買いを通じてほぼ210億ドルを株主に現金で還元しました。これにより当社の資本還元プログラムの下での累積支払総額は660億ドルとなります」と、AppleのCFO(最高財務責任者)、ピーター・オッペンハイマーは述べています。
Appleは2014年度第3四半期の業績について、以下の予想を提供しています。
・売上高として360億ドルから380億ドル
・売上総利益率として37%から38%
・営業費用として44億ドルから45億ドル
・その他の収入/(費用)として2億ドル
・税率26.1%
Appleは、2014年度第2四半期業績発表のカンファレンスコールのライブストリーミングを、2014年4月23日14時00分(米国西部時間)より、Appleのウェブサイト(http://www.apple.com/quicktime/qtv/earningsq214)で配信します。このウェブキャストは、配信開始後約2週間にわたり再生が可能です。
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