ソニーはホームシアター用プロジェクターの新製品として、フルHDモデル2機種を発表。最上位の4Kモデルから継承した高画質テクノロジーを生かした、コストパフォーマンスに優れた製品に仕上がっている。
今回登場したフルHDモデルには、劇場用プロジェクターにも採用されているソニー独自の反射型液晶デバイス“SXDR”を搭載。一般的な透過型液晶デバイスに比べて大画面でも画素の格子が目立たず、コントラストと応答速度に優れている。
さらに、4Kモデルから受け継ぐ超解像度テクノロジーを搭載し、データ圧縮の際に失われた映像データを最適に復元することで、鮮やかで高精細な映像楽しむことが可能となっている。
また、高輝度設計かつ“ブライトシネマ/ブライトTVモード”を備え、リビングルームなど完全に遮光するのが難しい室内でも、クッキリとした明るく鮮やかな映像が楽しめる。
“自動絞り機能”搭載の上位モデル
VPL-HW55ES
予想実売価格 37万5000円前後(5月31日発売予定)
オートアイリス機能“アドバンスドアイリス3”搭載により、映像の明るさに応じて、自動制御でアイリス(絞り)を調整。明るいシーンでは絞りを開いて輝くような白を、暗いシーンでは絞りを閉じてより深い黒を表現できる。
●主なスペック
パネル 0.61型SXRD(1920×1080ドット)
投射サイズ 40~300インチ
輝度 1700ルーメン
レンズ 1.6倍ズーム、f18.7~29.7mm/F2.52~3.02
ダイナミックコントラスト比 最大120万:1
作動中の動作音 約21dB
オートアイリス機能 “アドバンスドアイリス3”搭載、3D機能搭載(3Dメガネは別売)
コストパフォーマンス重視モデル
VPL-HW35ES
予想実売価格 26万5000円前後(5月31日発売予定)
超解像度テクノロジーを搭載するなど上位モデルと同等の高画質設計だが、オートアイリス機能を省いて価格を抑えた。
●主なスペック
パネル 0.61型SXRD(1920×1080ドット)
投射サイズ 40~300インチ
輝度 1700ルーメン
レンズ 1.6倍ズーム、f18.7~29.7mm/F2.52~3.02
作動中の動作音 約21dB
3D機能搭載(3Dメガネは別売)
ブライトシネマ/ブライトTVモード
↑完全に遮光するのが難しい環境で高輝度で投射して場合でも、特定の色を強めて明るさを確保するのではないため、バランスがよい映像を実現できるという。
■関連サイト
ソニー ビデオプロジェクター
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