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『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

2014年04月12日 17時00分更新

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 日本ではまだ発売されていないソニーの『SmartBand SWR10』を先行入手(関連記事)して、前回装着してみましたが、対応するアプリのインストールができませんでした。
 そこでしばらく待っていたら待望のAndroidアプリ、“Lifelog”と“SmartBand”が10月9日19時以降にダウンロードできるようになっていました。

 これでやっとまともに使えます。ということで、使い方の確認をしていきます。

●『Smartband SWR10』の前準備

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 さっそく、手持ちのXperia Z Ultraで試してみます。SWR10の“CORE”ユニットをZ UltraのNFCに近づけると自動でBluetoothのペアリングが完了。NFCに慣れすぎて普通にペアリングすることが考えられなくなりした。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 最初SWR10とペアリングすると、設定のメニューが開きます。ここで利用するのに必要な“SmartBand”アプリと“LifeLog”アプリをダウンロードします。

●まずは“Smartband”アプリを設定しよう

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 “通知”は、SWR10と端末のやり取りを設定するもので、端末側からの更新、通話着信、Bluetoothの接続範囲外になったときにブルブルと震えてお知らせするかどうかの設定。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 “スマートウェイクアップ”は午前6時50分~午前7時など、指定した時間の眠りが浅いときにブルブルッと震えて起こしてくれる機能です。10、20、30、45、60分刻みの間隔で設定できます。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 一見殺風景な見た目ですが、対応するアプリをひとつだけ選択可能。SWR10から端末のアプリを操作できちゃいます。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!
ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 例えば、デフォルトで設定されいるメディアプレイヤーの場合、“ウォークマン”や“ムービー”のアプリをコントロール。
 SWR10のヨコにあるボタンを1回押す。それから1回タップすると再生、2回タップすると送り、3回タップすると戻りといった具合です。

 他にも、携帯を探したり、カメラのシャッターをきるなどの連携ができます。

●“LifeLog”アプリでライフスタイルを可視化しよう

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 そしてSWR10のメインとなるのが“LifeLog”アプリ。普段の生活を自動的に記録して、可視化したり管理ができます。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 はじめて起動すると、プロフィールの設定をする画面が表示されるので、名前、性別、体重、身長を入力しましょう。Sony Entertainment Networkを経由して使えるようになります。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 メイン画面はこんな感じ。上半分が“ジャーニービュー”といって、左から右にタイムラインが流れ、それぞれの時間に自分のとった行動をアイコンで表示。真ん中のアバターは歩いたり走ったりと行動に対応した動きをします。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 実際の天気や時間帯で背景も変化。データが蓄積していくと、見た目が楽しくなりますね。
 下半分が“ダッシュボード”で、データを数値化してわかりやすく表示したものです。

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 ジャーニービューを左右にフリックすると、時間を移動して振り返れます。真ん中の左にあるアイコンをタップすると直接日時を入力して移動。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 画面真ん中の右にあるアイコンはマップで、タップすると下半分が“マップビュー”に切り替わります。
 ジャーニービューで時系列を移動すると、いつどこにいたのかモロわかり。形跡まで残るので、超便利ではあるけど、見られたらまずい人もいるんじゃないだろうか?と余計な心配をしてしまいました。
 現在から先の時系列にすると、背景の天気は予報として確認できます。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!
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 ダッシュボードにあるそれぞれの記録は、タップすることで詳細なデータを参照できます。これはアクティビティグラフといって、日、週、月、年単位で、表示を切り替えてチェック可能。
 例えば、歩数計はSWR10が収集したデータがアプリに反映されて、アプリ側からグラフ化された状態で見れます。

 

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!
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 ほかにも、さまざまなデータを細かく参照できます。

・細かくデータが見られる行動
ブックマーク
カロリー
ウォーキング
ランニング
睡眠
コミュニケーション
カメラ/アルバム
音楽
映画/TV
ゲーム
読書
インターネット

 今まで気にしていなかった行動が具体的にわかり、“毎日の目標”の設定により進捗状況がわかるようになるので、無意識でとっていた行動を意識するようになります。

●この瞬間を記憶しておきたい“Life Bookmark”

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 「今の瞬間を残しておきたい!」と思ったときに使う機能が“Life Bookmark”。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 例えば、どこかに出かけていっておいしかったランチの場所や、ウォークマンでお気に入りの曲が流れたときなど。そう思った瞬間に、SWR10のヨコのボタンを2回カチカチっと押します。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 そうすると、その時間、場所、使っていたアプリをブックマークしてくれます。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!
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 “LifeLog”から見ると、ジャーニービューのマップビューにブックマークが付箋のようにくっついていたり、ブックマークから一覧の確認もできます。
 後から編集も可能で、そのときの気持ちやメモをテキストで追加可能。

 ちょっとした自分のログというか小さい日記みたいなもので、いろんな自分のライフスタイルのデータと一緒に残しておけるので、このアプリを続けるモチベーションになるかもしれません。

●日中モードと夜間モード

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!

 SWR10を使う際に、寝る前に必ずやらなきゃならない動作が、“夜間モード”に切り替えること。
 普段目が覚めているときは、さまざまなアクションがSWR10に記録されたり、電話の着信やメッセージ通知を振動で教えてくれます。

 これが“日中モード”。

ウェアラブルバンド『Smartband SWR10』を身につけて自分のライフログを残そう!
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 ですが、寝ているときに日中モードだとわずらわしいので、夜間モードにする必要があります。スマートウェイクアップ機能は夜間モードでも目覚まし代わりに利用可能。
 そしてまた1日がSWR10とLifelogの生活ではじまるといった具合です。

 寝落ちが得意な筆者としては、ある程度の睡眠予定に時間設定ができて、自動的に夜間モードになればいいのになぁと思います。

 最初は、SWR10について何がなんだかワケがわかりませんでしたがようやく把握!
 たった1日しか使っていませんが、「オレこんなに歩いていないのか!」や「睡眠時間が短すぎる!」など自分を客観的に見られます。
 これからこのSmartband SWR10で継続的に記録をとるようにしたら、新しい発見があるかもしれないので、また新しい発見があったら続報を書きたいと思います。

●関連サイト
ソニーが基本的に好き

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