週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

4Kに90倍ズームなど次世代ビデオカメラのスゴイ映像をご覧ください

2014年03月28日 11時30分更新

 以前は動画で高品位な4Kを撮ろうとすると安くても40万円以上のビデオカメラが必要でした。しかし、3月14日に発売したソニーの4Kハンディカム『FDR-AX100』は22万円前後と半額程度。記録メディアもSDカードと、高画質な4K動画撮影の敷居は日増しに下がってきていますね。スマホやGoProなどでも4K動画が撮れますが、やはりAX100は最高60Mbpsの高ビットレートで撮影できるのが強み。独自の画像処理エンジンやICチップなど、同社の先端技術で高品位な4K動画撮影を実現しています。

 また、ふつうのビデオカメラと同等のサイズながら、内部にある3つの駆動レンズと超解像技術を用いてiA90倍ズームを実現した、パナソニック『HC-V550M』による驚愕の望遠描写力もご紹介したいと思います。

高品位4K動画の敷居を下げる切り込み隊長

FDR-AX100
●ソニー(関連サイト
●実売価格 22万円前後

20140327_videocom


1型の撮像素子“Exmor R”を採用

20140327_videocom

↑有効画素数1420万画素の1型撮像素子を搭載。明るくキレイな動画が撮れます。

新画像処理エンジンに秘密アリ!

20140327_videocom

↑新画像処理エンジン“BIONZ X”と補助ICチップにより、4K動画撮影が可能になっています。

4K用ICチップの価格

20140327_videocom

↑『HDR-CX900』は、4K動画記録用のICチップ以外は『FDR-AX100』と同等の仕様。実売価格は15万円前後なので、単純に計算するとICチップの価格は差額の7万円。すさまじいチップです……(ゴクリ)。

圧倒的な4Kの描写力

↑2月上旬から3月上旬が見ごろのの静岡県河津街の“河津桜”を撮影。細かな花びらの描写や正確な色を再現。でも、動きがない画で申し訳ないです……。なお、ビットレートはYouTubeの制限なのかやや低くなっている模様。

 なお、週アスPLUS上では解像度480×320ドットに設定されています。実際に4K画質で視聴していただくには、動画リンクよりYouTubeにアクセスし、下記の箇所から画質設定を4Kに変更してご覧ください。

20140327_videocom


3つの駆動レンズ群と超解像技術で90倍ズームを実現

HC-V550M
●パナソニック(関連サイト
●実売価格 6万円前後
 

20140327_videocom

 ズーム動作で動くレンズ群を3つにすることで、光学50倍を実現。さらに、輪郭補正や映像のにじみを抑える効果をデジタルで行なう“超解像技術”と光学ズームを併用するiAズームでは最大90倍となります。

iA90倍ズームでスカイツリーの天望回廊を見る

20140327_videocom

↑浅草の吾妻橋のたもとから、直線距離にして約917メートル離れたスカイツリーの天望回廊を撮影。90倍時には黄色いヘルメットを被った僕が見えます。

 このほかにも4K動画が撮影できる『GoPro HERO3+ Black Edition』やスマホ『G Flex LGL23』との画質比較、パナソニック『HC-W850M』の先端技術“ワイプ撮り”を使ったオモシロ撮影まで、今週発売の週刊アスキー4/29増刊号の特集『ビデオカメラの先端技術』に掲載しています。気になった人は是非お手に取ってみてください。

週刊アスキー
Amazonで購入は表紙をクリック
Kindle版はこちら ※付録は付きません
週刊アスキー
Kindle版はこちらの表紙をクリック

週刊アスキーはNewsstandでも配信中!
Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります