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指輪形ウェアラブルデバイス『Ring』が国内初披露!本当に魔法のようだった

2014年03月26日 07時15分更新

 スマホ、タブレットから家電まで指輪で操作するのがコンセプトの、指輪型のリモコンデバイス『Ring』。クラウドファンディングサイト『Kickstarter』では、たった1日半で目標額の25万ドル(2500万円)の獲得を達成。現在ではさらに78万ドル(7800万円)以上の出資額を集め、世界的に注目されています。

Ring

 3月25日、26日に開催中のウェアラブルに特化したカンファレンスイベント『Wearable Tech Expo in Tokyo 2014』では、日本で初めての『Ring』のデモが行なわれました。

Ring

 『Ring』を開発するログバーは日本の企業という点でも、国内の注目は高まっています。社長の吉田卓郎氏が登壇。右指に装着している指輪が『Ring』。

Ring

 吉田氏の正面にセットしているiPadを操作します。指のジェスチャーを認識してテキストやカメラといったメニューを選択。指をiPadの前でくるくると動かす動作はまるで魔法をかけているよう。

Ring
Ring

 テキストメニューを起動。“Ring”と文字を書きました。ちょっとたどたどしかったですが、空間をなぞって文字を書けるのはファンタジー。コンセプトでは文章を書いてメール送信ができるまでになります。

Ring
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 ロボティックボールSpheroを起動して操作することもできます。

Ring

 カメラを起動。ジェスチャー操作でカメラのシャッターを切ることも。自分撮りなど、遠隔からカメラ操作をしたい場合に便利。

 デモでは指のジェスチャー操作はまだスムーズにはいかず、操作がひとつ成功すると拍手が上がるようなムードでした。まるで、魔法使いの弟子が杖をふる練習をしているよう。それでもコンセプトである“すべてをコントロールする”の一端には確かに実現できていると見てとれました。指をふるだけで通信機器を操作できるデバイスは、半年前にコンセプトムービーが発表された段階では半信半疑の人も多かったでしょうけど、そう遠くない未来に“魔法”ではなく“現実”になる可能性を感じました。
3/26 13:30追記 初出時、社名に誤記がありました。お詫びして訂正致します。)

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