ソニーモバイルは、グローバル版Xperia Z1、Z1 Compact、Z Ultraに対してAndroid4.4(KitKat)へのアップデートを実施中です。
早速、ACCN所有のZ Ultraをこっそり拝借してアプデしてみました。
アプデは“Sony PC Companion”で実行
↑ふだん使っているPC Companionでオーケーです。もちろん有線接続でアップデート(大事)
全データが削除されるので注意
↑アプデ前にこんな注意文が出るので、クラウドなどにあげていない端末内の大事なデータはバックアップをとりましょう。「大切なものは気づいた頃には、すでに手遅れ」とアックン・オッペンハイマーは述べています。
では、早速比較!
今回は手元にあった国内販売中のXperia Z Ultra WiFi版(記事作成時、アップデートなし最新版)と比べてみましょう。以下、左がアプデ版Z Ultraで、右が国内WiFi版です。
●ロック画面はPS4ふうに
まずはロック画面および壁紙のエフェクトが変更されています。WiFi版は静止画なのに対してアプデ版は色や波模様が変化するライブ壁紙です。デザインやルックフィールはPlayStation4寄りになりました。
また、デフォルトではロック画面でのウィジェット配置機能がオフになっています(設定のセキュリティーから変更可能)。加えてロック画面からのカメラ起動もGoogle Nowふうに画面下から上スワイプで実行されます。
●テーマを追加して“着せ替え”できる
従来はプリインストールされていた各テーマにしか着せ替えできませんでした。KitKatへのアップデート後はネット上から各種着せ替えテーマをダウンロードできるようです。
MWC2014でのXperia M2(Android4.3)タッチアンドトライ時、ワールドカップの着せ替えなどがあったため、こちらはKitKatとセットではなくホームアプリなどの機能になっていると思われます。
●段階制の位置情報設定に対応
GPSやWiFiをフルに使う“高精度”、WiFiとモバイルネットワークでのみ測位する“電池節約”、GPSのみを使う“機器のみ”の3段階で、位置情報の測位方法設定ができるようになりました。
これは自分の体感ですが、KitKatを搭載するNexus5で“電池節約”モードで各種位置情報利用のアプリを使っていても電池の減りは結構気にならない程度でした。
●“クイック設定ツール”がタブ形式に
従来は通知領域上部に表示されていた“クイック設定ツール”がついにタブ形式にり、アイコンもKitKatふうのデザインになりました。
なお、Nexusスマホなどと同様で通知領域を2本指で引っ張り出すことで、一発で“クイック設定ツール”を表示することができます。
●カメラアプリの一部が動画に対応
写真に特集効果を与える“クリエイティブエフェクト(旧称ピクチャーエフェクト)”と3DキャラARで表示する“ARエフェクト”のふたつがZ2同様の動画撮影に対応しました。
クリエイティブエフェクトはUIが大きく変更され、ARエフェクトは動画に対応したことで各テーマごとの効果音が付与されるようになりました。
●お馴染みの機器情報比較
そのほか、KitKatに対応したことにより“SMS標準アプリの選択”や“クラウドプリント”が可能になりました。なお、SIMの入っていない状態の香港版Z UltraではNFC決済機能“タッチ&ペイ”の項目は確認できませんでした(なお、国内版やほかの国のバージョンでは一部仕様が異なり場合があります)。
WiFi版を含め、日本のZ1、Z1 f、Z UltraへのKitKatアプデについてはまだ発表されていませんが、特殊カメラアプリの動画対応など、期待したい内容は数多くあります。Xperia Z2の発売日情報も気になりますが、発売済み機種のアプデも引き続きチェックしていきたいと思います。
●関連サイト
ソニーモバイル 公式ブログ該当記事(英語)
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