人間対コンピューターの熱いバトル初戦は習甦が昨年の雪辱を果たす
有明コロシアムで行なわれていた第3回将棋電王戦は、98手まででコンピューターソフトの『習甦』が勝利した。まずはコンピューター側の1勝だ。
リベンジを果たした、対局終了後の習甦の開発者・竹内氏。 |
昼食休憩の時間も昼食を5分で終え、あとは将棋盤の前に座ってずっと考えていた菅井五段。休憩終了後も11分考えてから6八角と引き、遠山五段は「戦いを避けた手」とみていた。無理な戦いをせず、慎重に指し回した菅井五段。その後も長考する場面が多く、早指しの多い菅井五段らしからぬ展開に。一時習甦も長考する場面があったが、徐々に差を付けられ、差し切られてしまった。
菅井五段の投了後、電王手くんは、お辞儀をした。やっぱりかわいい。 |
先手ながら、習甦に終始リードを許してしまった、菅井五段 |
第二局は来週の土曜22日、両国国技館にて佐藤紳哉六段vs.やねうら王だ。お笑いではないサトシンさんの真剣な戦いに注目だ!
なお、第一局の詳しい戦いの模様は後日掲載します。
●第1局: 3月15日(土)― 対局会場:有明コロシアム(東京都江東区)
▲菅井竜也五段 vs △習甦(将棋電王トーナメント第5位/開発者・竹内章)
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