欧州議会は3月13日、欧州委員会(IP/12/1109)の提案書を審議し、スマホや携帯電話、GPS受信機などに共通の充電規格を採用することを採択しました。
プレスリリース(外部サイト)では「欧州委員会は、携帯電話やその他のポータブルデバイスが共通の充電器(マイクロUSB)と互換性があることを要求する可能性がある」としています。
Lightningを採用している米アップルもすでに充電機器の標準化に合意しており(外部サイト、PDF)、DockコネクターからLightningに端子を変更して『Lightning - Micro USBアダプター』を発売しています。
今回の採択により、EU圏内で販売されているiPhoneにLightningアダプターが同梱されるようになるか、法的な枠組みによりLightning端子自体が変更されるようになるのか、現状では不明です。
理由はどうあれ、規格乱立に振り回される我々一般消費者には規格統一は朗報。できれば、ノートPCの電源コネクター形状も統一してもらえませんかね……。
●関連サイト
・欧州議会
・欧州委員会
・欧州電気標準化委員会
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