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Xperia Z2とウェアラブル、IoTは今後どうなる?~覆面座談会:MWC2014

2014年03月11日 14時00分更新

 2週間ほど前、バルセロナで行なわれていた世界最大のモバイルの展示会『Mobile World Congress(MWC)2014』。
 その最終日、毎年恒例となっているライター・編集者の密会が開かれました。

MWC2014 覆面座談会

 毎年テーマを決めて、さまざまな意見を交換するのですが、今年のテーマは“Xperiaとソニー”“ウェアラブル”。今年も厳しい意見が飛び交い、とてもまとめきれませんが、その中でも重要な意見を抜粋してご紹介します。

 ちなみに昨年のテーマは“NFC”と“第3のOS”。当時のレポートはこちら(関連記事)からご覧ください。

●Xperiaとソニーについて

MWC2014 覆面座談会

「世界シェアナンバーワンのサムスンが広いブースを構えているすぐ近くで、以前までは小さく開いていたソニーのブースが盛り上がっていたのは非常に印象的

「Xperiaは“ハイレゾ再生”と“4K動画撮影”の対応。トレンドを着実におさえてきた印象

「ソニーはVAIOを売却してしまったぶん、余計に注目度が高かった

MWC2014 覆面座談会

「新興国向けモデルであるXperia M2は若干ターゲットの定まっていない感じ。Z2の4K動画撮影も使うシチュエーションやユーザーを想像しづらいところも」

●ウェアラブルについて

MWC2014 覆面座談会

「今回展示されているウェアラブルは、10年前にMP3プレーヤーを、5年前に電子書籍リーダーを、そして数年前に中華パッドを展示していた人たちがつくっている

「ソニー(SmartBand)もサムスン(Gear Fitなど)も含めてハード的にできることはどれもほぼ同じ。これからは、得た情報で何をするかが重要になる

「個人情報過ぎてうまく使いこなせていない印象もある。ビッグデータと同じく各社取り扱いに苦労している印象

今はウェアラブルと“IoT”(※)が混在している。キチンと分別して議論をしないと結局は迷走してしまう。今回発表された多くは“IoT”だと思う」

「今かなり年上の人でも“インターネット”って言葉を使っているように、言葉は変わるだろうけど“IoT”の概念っていうのは徐々に広がっていくのでは

高齢者でも無意識で使える“IoT”か“ウェアラブル”をどこが先に出すか楽しみ」

※IoT……“Internet of Things”の略称。パソコンやプリンターなど既にインターネットにつなっがたものではない、現実にあるものをつなげる技術やジャンルのこと。

※2014年3月11日15:00訂正 Xperia M2についての文章を修正いたしました。

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