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SteamOSのベータ版を使って気になった5つのコト

2014年03月06日 19時45分更新

Steam OSベータ版

 SteamOSは現状Linux対応ゲームができるくらいですが、ホームネットワーク経由でのマルチプレイや動画、音楽の配信サービスも予定されていて、これからが楽しみなOS。ベータ版が利用できるようになったので、現状のベータ版が快適に動作するであろう自作マシンにさっそくインストール。使ってみて気づいたことをまとめてみました。

1.Linux対応ゲームのみプレイ可能
 現在はダウンロード時の選択カテゴリーがLinuxではなく“Steam OS”と表記が変わっていました。

2.基本画面はWindows用のSteamソフトでのテレビ用UI“Big Picture”がメイン画面
 

Steam OSベータ版

 ゲームの購入、プレイ、公式ブログの閲覧など、Steamのソフト上でできることは当たり前のようにできました。

3.Windows PCと同じようなデスクトップ表示も
 ファイルやフォルダーの移動が可能。しかし、再生に関しては画像のみで、動画や音楽もアイコンこそ表示されましたが再生できませんでした。動画や音楽の配信サービスが始まったらできるようになるかもしれません。

4.最初期の対応グラボはNVIDIA製のみだったが現在はAMDのグラボも対応
 AMDのグラボ『RADEON HD7970』を使い、4K対応液晶のデル『UP2414Q』に接続したところ4K出力に成功。ただし、DisplayPort1.2の機能をオンにすると画面が乱れていたので、現状マルチストリームには非対応のようです。

 ゲーム側でも4K設定が可能だったので、4Kでゲームが楽しめそうな予感。また、インテルCPUの内蔵グラフィックでの動作にも期待できます。

5.デスクトップモードでは必要最低限のアプリが使える

Steam OSベータ版

 電卓やブラウザーなどのアプリが利用できました。

Steam OSベータ版

 Linuxベースとはいえ基本はゲームを楽しむためのOSのため、使えるソフトは必要最低限っぽいですね。現在は、ブラウザーの表示が日本語に対応していないようで文字化けしますが、正式版ではサポートされることでしょう。

 アスキームック『超速SSDにサクッと乗り換えられる本』のジサトラ特集ハッチの巻では、SteamOSのベータ版のインストール方法から、現在判明中のSteamOS搭載機の最適PC構成の検証まで行なっているので、俺もSteam専用PCがつくりたい!という人はぜひ確認してみてください。

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