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NFC決済サービス『cashbee』が6月からソフトバンクスマホでも利用可能に

2014年02月20日 15時15分更新

文● ゆうこば 撮影●平澤寿康

 ソフトバンクは、韓国で使えるプリペイド型NFC決済サービス『cashbee』の対応予定を発表しました。2014年6月から提供を開始。なお、ソウル市内バスなどの一部交通機関での利用については2014年春以降としています。

ソフトバンク cashbee

 対応端末は2012年冬モデルの『PANTONE 6 200SH』を除く、ソフトバンクのNFC対応Androidスマホ。利用するにはGoogle Playから専用アプリをダウンロードして初期設定が必要です。

ドコモではすでに提供中
ソフトバンク cashbee

 cashbeeは2007年7月より韓国で提供されており、2014年2月20日現在では約7万店舗での利用が可能です。ドコモ向けには既に提供が始まっており、週アスPLUSでは初期設定から実際の利用方法まで収録した詳細レポートを掲載中です(関連記事)。

 日本はおもにFeliCaを利用した“おサイフケータイ”による決済が広く浸透しています。同じような体験が国外でもできるというのは、非常に便利になったと言えます。

 以下、ソフトバンクによるリリース本文です。

NFC対応の韓国電子マネー「cashbee」をソフトバンクのスマートフォン向けに提供

2014年2月20日
eB Card Corporation
SBI AXES株式会社
ソフトバンクモバイル株式会社

 eB Card Corporation(本社:韓国ソウル、CEO:Park Sang Hoon、以下「イービーカード」)とSBI AXES株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:井上 真也、以下「SBI AXES」)、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:孫 正義、以下「ソフトバンクモバイル」)は、イービーカードの電子マネーサービス「cashbee(キャッシュビー)」を、2014年6月よりソフトバンクモバイルのNFC※1搭載スマートフォン向けに提供する予定です。
 「cashbee」は、イービーカードが2007年7月より韓国で提供しているプリペイド式電子マネーサービスで、ロッテグループのデパートやコンビニエンスストア、レストラン、エンターテインメント施設など7万店舗※2でご利用いただけます。同サービスがソフトバンクモバイルのNFC搭載スマートフォンに対応することにより、対応機種をお持ちのお客さまは韓国を訪れる前に「cashbee」のアプリケーションをダウンロードし、電子マネーをチャージしておくことで、現地通貨を用意することなく手軽でスピーディーな決済が可能となります。
 イービーカード、SBI AXES、ソフトバンクモバイルは、技術や運用などで連携を図り、ソフトバンクモバイルのお客さまに快適に「cashbee」をご利用いただけるよう努めるとともに、NFCサービスの普及拡大を推進してまいります。

[注]
※1 NFC(Near Field Communication):ISO(国際標準化機構)で規定された国際標準の無線通信技術のこと。NFC搭載スマートフォンでは、クレジットカードなどの決済サービスや、会員証、クーポンなどの「カードエミュレーション機能」、NFCタグを内蔵したポスターの情報を読み取る「リーダー機能」、NFC搭載スマートフォンなどNFC対応機器同士をかざすことで情報交換ができる「P2P機能」を利用することができます。
※2 2014年2月20日時点で利用可能な店舗数になります。ソウル市内でのバスなど、一部の交通機関でのご利用は2014年春以降を予定しております。

●関連サイト
ソフトバンク 該当プレスリリース

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