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深夜に刺身も買える!? 進化するコンビニ『ローソンマート』が発進!

2014年02月19日 13時00分更新

「コンビニは現代の駆け込み寺である」
と、大学の授業で聞き、やけに感心したのを未だに覚えています。なるほど、深夜に歩いていると、用もないのについふらふらとコンビニに吸い込まれ、明るい店内に入るとホッとしてしまうのはそういうわけだったんですね!

 そんな、街のほっとステーションなローソンが、このたび新たな24時間営業のコンビニ型スーパー『ローソンマート』を発表しました。これは、深夜に買い物の多いコンビニヘビーユーザーとしては見逃せないニュースです! もちろん、深夜も土日も働いている週アスの編集者にとっても重要です。

24時間新鮮な野菜が買える!
ローソンマート発表
↑ローソンマートの野菜を手にする、ローソンマート代表取締役社長の安平尚史氏(写真中央)。

 テーマは“進化するコンビニ”。
 コンビニの利便性と、スーパーの品ぞろえ。それぞれの良いところを取った、“現代人の新たなる駆け込み寺”となりそうな予感です。

めざすは進化系コンビニ
ローソンマート発表
↑ローソンマートの説明を行なう、ローソン取締役代表執行役員COOの玉塚元一氏。「スーパーをつくるわけではなく、あくまで進化型のコンビニをつくる」。

 ローソンはすでに105円均一の『ローソンストア 100』を展開中ですが、ローソンマートでは「制限の大きい105円均一の枠を取り払い、幅広い価格設定にする」とのこと。
 さらに、今後は昨年一大ブームを巻き起こした淹れたてコーヒーの提供のほか、ATMや、チケットなどが購入できる『Loppi』の導入など、「既存のスーパーにはない、コンビニ発ならではのさまざまなサービスを拡充していく」そうです。

ひとり暮らしからファミリーまでカバー!
ローソンマート発表
↑単身者からファミリー、シニアまでをカバーする品ぞろえで勝負するローソンマート。

ローソンマートの特徴
・売り場面積は60~80坪
従来の『ローソンストア 100』の1.5倍から2倍の面積で、新サービスや商品を展開。
・生鮮食品を強化し平台を設置
鹿児島から北海道まで全国にあるローソン専用農場“ローソンファーム”からの青果、ミネラル豊富な製法を得意とする“中嶋農法”による野菜のほか、刺身や魚介類などの商品もそろえていく。
・できたて商品の強化
弁当や、店内でつくるできたて惣菜の販売を強化。
・ロープライスとぜいたく商品の二極化
低価格のPB(プライベートブランド)商品と、“ちょっと贅沢”なNP(ナショナルブランド)商品の両方を用意。
・ロゴや制服もローソンマートだけの新デザインに!

新ロゴは赤
ローソンマート発表
↑赤を基調としたローソンマートのロゴ。

 店舗数は2014年度末までに新規100店舗を、3年以内に東京・名古屋・大阪に500店舗を計画。既存の『ローソンストア 100』の3~4割を『ローソンマート』にリニューアルし、その結果を見て今後の展開を検討していくとのこと。
 営業時間は基本的に24時間(一部地域では短縮あり)。

深夜の「困った……!」にも対応
ローソンマート発表
↑深夜に宅急便やATMが使えるのも、コンビニならではの利点。

 深夜に帰宅してもこれなら安心! 公共料金を払って、iTunesカードを購入し、淹れたてコーヒーを飲んで、できたてのデリと刺身を電子マネーで買う。なーんてことも今後はできるようになるわけですね!

コンビニ感覚でスーパーの品ぞろえを!
ローソンマート発表
↑発表会会場に設置された、ローソンマートのサンプル店舗。ローソンで好評なポストやATMを設置するほか、お惣菜はお店で作ったものを置く。
ローソンマート発表
サンプル店舗その2。売り場には精肉や水産加工品なども並ぶ。

 まずは1号店の『ローソンマート西横浜店』を、神奈川県横浜市に2月20日にオープン。平均的な60坪のローソンマート店舗よりやや大きい約80坪の広さで、パイロット店舗として様々な試みを行なっていくそうです。

 ローソンといえば、ツイッターによる割引企画や、Instagramを使った写真コンテストなど、いちはやくSNSを活用したキャンペーンを行なっていたのも印象的。これからのネット展開にも期待したいところです。

制服も一新!
ローソンマート発表
↑ローソンマートの制服。オレンジの明るいイメージ。

 ちなみに、週刊アスキー本誌では、コンビニやファミレス、ファストフードなどのおすすめメニューの新情報をご紹介する『今週のゴチ』記事を、毎週掲載中! こちらもぜひ、あわせてご覧くださいね~。

コンビニスイーツ情報も掲載中!
ローソンマート発表
↑夜中に見たら、思わずコンビニに駆け込みたくなること請け合い。

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