ソニーは、パソコン接続用のUSB端子とスマホ・タブレット用のマイクロUSB端子の両方を備えるUSBメモリー“USM-SA1”シリーズを先日発表しました(関連記事)。
すでに実売価格4800円前後(32GB)で発売中ですが、どのように使えるのか同じくソニーのXperia Z Ultra WiFi版で試してみました。まずはサイズ感。
思わず「でかッ!ちっちゃ!」と誰にでもなくツッコんでしまいました。一般的なUSBメモリーだと縦長などのものが多いですが、USM-SA1はほぼ“端子がふたつ背を向けてくっついている”といった状態です。
写真では少しわかりにくいですが、ソニーロゴの上の部分にマイクロUSB端子が隠れており、単に引っ張るのではなく反時計回りに少し回すと開くようになっています。
こちらがXperia Z Ultraに装着した様子。USBメモリーのふたの部分は常につながっているのでなくす心配はありません。ちょっと無理矢理感がありましたが、問題なく接続できました。
なお、公式ではソニー純正の無料Androidアプリ『File Manager』(外部サイト)を利用してファイルのやりとりをするように案内しています。パッケージ裏にQRコードがあるので、すぐにGoogle Playの該当ページにたどり着きます。
アプリのトップ画面はソニーらしいビジュアルが配置され、“写真を見る”、“音楽を聴く”など目的別のメニューが用意されています。USBメモリーの中身を参照するには“フォルダーから探す”から“usbdisk”をタップします(この場所や名称は端末によって異なります)。
続いてパソコンに接続。ぱっと見ではBluetooth通信用のモジュールのようです。コンパクトなため、周囲との干渉は少ないようです。
Windows7搭載のパソコンに接続したところ、自動的にドライバーがインストールされ問題なく中身が参照できました(数点の画像は事前に用意したものです)。画像の削除後、容量を確認してみると、32GB版の場合は約30GBほど利用できるようです。
利用場面としては、やはりメールやBluetoothなどでは渡しづらい動画などの大容量データのやりとり、スマホで閲覧したいけどクラウドにはアップしづらいものなどの保管に最適。また、マイクロSDカードに対応していないスマホやタブレットでのデータ保管場所としてもオススメです。
●関連サイト
ソニー 該当製品シリーズページ
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4,850円
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