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自分の愛犬も世界の犬たちも守れるペットフィット発表会レポート(動画あり)

2014年02月14日 16時30分更新

 ドコモは先日、愛犬の健康管理や位置情報をGPSで追跡できる『ペットフィット』を発表しました(関連記事)。

ペットフィット

 まず、“ペットフィットで何ができるか?”というところをカンタンにおさらいしましょう。ペットフィットは愛犬(残念ながら猫は非対応)の首輪などに専用装置『ペットフィットタグ 01』、自宅に『ペットフィットステーション 01』を設置することで、飼い犬の各種健康情報や位置情報を管理できるシステムです。

ペットフィット
↑首元にあるのが『ペットフィットタグ 01』。
ペットフィット
↑自宅に設置する『ペットフィットステーション 01』。

 飼い犬に取り付けるタグは29グラムほどですが、3GやGPS、Bluetoothモジュールを内蔵しているため、特別な操作をほぼすることなく飼い犬の情報を取得できます。

 取得したデータ(加速度や温度センサーなどによるもの)はクラウド上にアップされ分析されます。クラウド上では、取得したデータだけでなく、事前に設定した犬種や体重、足の長さなどをもとに歩数、歩行距離、運動状況、活動量などを算出します。結果はスマホの専用アプリやウェブサイトで確認できます。

ペットフィット
ペットフィット

【動画】アプリの外観・機能など

 GPSの位置情報を活用したサービスは、飼い犬の現在地を知らせるだけでなく、迷子検知機能も実装。飼い犬側のタグと自宅に設置するステーションはBluetooth Low Enagyで接続されているため、万が一飼い犬が家から出てしまい、Bluetooth接続が切れると警告をスマホなどに送信するようになっています。

ペットフィット

 機能面から見ると愛犬家なら誰しも欲しくなるアイテムですが、さらに特徴的なのはその販売形態。端末代(2万5900円、タグとステーションのセット)に事務手数料やタグの3G通信料(5100円、75MBぶん365日間有効)や付加機能利用料(2400円)が含まれており、携帯電話のような各種契約が不要です。

 そのため、2014年3月からの発売後、ドコモオンラインショップや全国のドコモショップだけでなく、動物病院や大手ペットショップへと販売チャネルを拡大すると予告しています。

“愛犬ビッグデータ”

 なお、集計されたデータは個人が特定できないよう統計化されて端末品質の向上や各種研究・医療機関で活用されます(第3者への販売は現段階ではしていない)。

ペットフィット

 ペットフィットの今後として、猫への対応や海外展開、タグやステーションの他メーカー製品の拡充(今回はNEC製)などを検討していきたいとのこと。

 自宅にも飼い犬が1匹いますが、ペットとより長く連れ添うために、このような最先端のサービスを利用してみたいと思いました。全国の愛犬家のみなさまも、店頭などで検討してみてください。

ペットフィット
↑左からドコモの高原幸一M2Mビジネス部長、ゲストの道端アンジェリカさんと、その愛犬ひめちゃん。

●関連サイト
ドコモ ペットフィットサービス概要ページ

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