週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

京セラ発のSIMフリータフネススマホ『TORQUE SKT01』実機レビュー

2014年01月30日 16時30分更新

 先日発表された京セラ製SIMフリースマホ『TORQUE SKT01』。防水、防じんはもちろん耐衝撃の米国国防総省軍事規格に対応するなど、そのタフっぷりが魅力の4インチ端末です。

 日本での発売は3月下旬ともう少し先になりますが、ひと足先にお借りして外観や中身をチェックしてみました。まずは外観から(なお、今回お借りした端末は試験機になるので、製品版とは仕様が異なる可能性があります)。

まずは正面
TORQUE SKT01 実機
↑なお、画面は京セラ独自の“スマートソニックレシーバー”。画面の振動で音が伝わるため、通話などのノイズも少ない。
前面ダブルスピーカー
TORQUE SKT01 実機
↑ダブルスピーカーは大音量かつ正面に配置されているので迫力バツグン。
大きさ比較
TORQUE SKT01 実機
↑“週アス3大法則+α”にしたがって、iPhone5sそしてXperia Z Ultraと比較。

 ディスプレーは480×800ドット解像度の4インチ液晶。ハードキーで“戻る”、“ホーム”、“メニュー”が配置されています。さらにその下には100dB以上の大音量スピーカーを搭載(デフォルトだと操作音でも結構大きな音ができました)。

背面
TORQUE SKT01 実機
↑背面には800万画素のメインカメラを搭載。NFCのアンテナはカメラの下部周辺にあります。
上側面
TORQUE SKT01 実機
↑イヤホンジャックは厳重にフタで覆われています。電源ボタンもここ。
左側面
TORQUE SKT01 実機
↑音量ボタンと手ぶくろなどをつけているときでも受話できる“ダイレクトボタン”を配置。
下側面
TORQUE SKT01 実機
↑イヤホンジャック同様、こちらにはマイクロUSB端子が厳重に保護されています。
右側面
TORQUE SKT01 実機
↑こちらはシャッターキーのみ。標準ではカメラを起動する唯一の手段です。

 側面で最も特徴的なのはやはり左側にある黄色い“ダイレクトボタン”。このボタンは押すだけで通話をとることができますが、さらに別のアプリなどを割り当てる、といったことは製品版で可能になるようです。

TORQUE SKT01 実機
↑背面の留め具は1円玉などの硬貨などでもあけられる。あけた後はしっかり閉めよう。
TORQUE SKT01 実機
↑裏蓋付近には“Qualcomm 3G/4G”と記されているとおり、国内ではドコモの“Xi”と“FOMA”に対応する。

 さて、裏面を見てもらえるとわかるとおり、裏ぶたはねじ留めされていますがこちらは1円玉などの硬貨でカンタンにあけることができます。2500mAhのバッテリーを外すと、SIMカード(マイクロサイズ)とマイクロSDカードを挿入できます。技適マークはシールで貼ってあります。

 続いてはソフトウェア面を見ていきます。

TORQUE SKT01 実機
TORQUE SKT01 実機

 初期状態のドロワーはこんな感じでほぼ“素のAndroid”といったところ。

バージョンなど
TORQUE SKT01 実機
言語設定
TORQUE SKT01 実機
テザリング設定
TORQUE SKT01 実機
ストレージ容量
TORQUE SKT01 実機

 そのた項目はこのような感じ。OSはAndroid4.2.2(JellyBean)で、言語設定は日本語と英語のみというシンプル設計。ROM容量はスペック上では8GBですが、初期設定直後は6GB前後利用できます。

タフネス4インチSIMフリー機として
TORQUE SKT01 実機

 キャリアなどから出ているハイエンド機と比べるとスペック面はやや見劣りしますが、手におさまる4インチ機でかつ、耐久性に優れ工事現場などさまざまなシーンで利用できると考える、価値は非常に高いといえます。

 丈夫なスマホが必要な人や、ほかの人とはちょっと違うスマホが欲しい人にオススメです!

TORQUE SKT01
メーカー:京セラ(販売はダイワボウ情報システム)
発売時期:3月下旬予定
予想実売価格:10万円前後(オープンプライス)

●関連サイト
京セラ

(2014年2月5日3:30追記)レビュー端末に関する記述を数点修正しました。
(2014年1月31日18:30追記)レビューした製品が“試験機”であることを追記いたしました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります