レノボは海外で発表していたThinkPad8、新しいThinkPad X1 Carbon、ThinkPad Yogaの日本での発売を発表した。
ThinkPad8
1月上旬のCES2014で発表された解像度が1920×1200ドットとフルHD以上もある8.3インチタブレット。1月31日発売予定でCPUがAtom Z3770、メモリー2GB、64GB eMMC、Windows8.1(32ビット)搭載モデルの想定価格が5万円台半ば。重量は約430gで、厚さは8.8mm。バッテリー駆動時間は8時間以上とうたう。インターフェースはmicro SDメディアカードリーダー、micro HDMI出力、micro USB3.0ほか。Windows8.1 Pro搭載モデルやオフィス搭載モデルも選択できる。
別売りの“ThinkPad クイックショット・カバー”(4500円)にはマグネットが搭載されており、カメラの端っこ部分を折り曲げると、自動的にカメラアプリが起動するギミックがある。
新しいThinkPad X1 Carbon
ThinkPad X1 Carbonは14インチ(2560×1440ドット)IPS液晶を搭載するウルトラブック。名称は変わらず、従来モデルが名前を変更して継続販売される。1月29日発売予定で、CPUがCore i5-4200U(2.6GHz)、メモリー8GB、128GB SSD、Windows8.1 Proのモデルの想定価格が22万3000円前後。
1.36kgの従来モデルよりも軽量な約1.29kgのボディーに、約14時間の以上のバッテリー駆動を実現し、よりビジネスからプライベートまで快適に使用できるようになった。
最大の特徴はキーボードの上部にタッチキー“Adaptive(アダプティブ)キーボード”を備えている点。スリープや輝度、検索といった約40種類の機能を、スタート画面やデスクトップ画面、ウェブブラウザー表示時、ディスプレーを180度開いたときに自動的にアイコン表示が切り替わる。
また、左側の“Fn”をタッチすると各種機能アイコンの表示を変更したり、よく使用するキーを専用ソフトで設定して固定表示することも可能。
インターフェースには電源、USB3.0、外部映像出力をひとつにした同社独自の“OneLink”を搭載。同時発売の“OneLinkプロドック”(1万6000円)を使用することで、1本のケーブルでUSB3.0×4、USB2.0×2、LAN、DisPlayPort、DVI-Iなどのインターフェースを拡張できる。
ThinkPad Yoga
ヒンジ部分で360度回転するYogaタイプのウルトラブック。1月29日発売予定で、CPUがCore i5-4200U(2.6GHz)、メモリー4GB、500GB+16GB SSHD、Windows8.1 Proのモデルの想定価格が12万7000円前後。
IdeaPad Yogaとの最大の違いは、360度回転した際キーボードのフレーム部分が自動的に上昇してトラックポイントの引っかかりの防止やキーをロックする“Lift’n’Lock(リフトンロック)”キーボードを採用している点。
また、筆圧感知1024段階のデジタイザーペンを内蔵して、細かいタッチ操作が可能としている。
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レノボ
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