AndroidアプリはiPhoneに比べて悪質なアプリが多くあります。万が一、不審なアプリをインストールして動作がおかしくなってしまったときは、すぐにアンインストールしましょう。ただし、なかには通常のアンインストールでは削除できないアプリがあります。バックグラウンドでアプリが動作しているのが原因ですが、手動で動作を停止することができない場合もあります。そんなときは端末の電源を一度切り、「セーフモード」で起動してからアンインストールを試してみましょう。
セーフモードとは、端末が動作する必要最小限のシステムだけで起動させるモードで、スマホを購入時に近い状態で起動させることができます。つまり、あとから自分でインストールしたアプリは起動されないので、不審なアプリでもスムーズにアンインストールが行えます。
セーフモードで起動してアプリを削除 |
左の画面が通常時でホーム画面を多少カスタマイズしています。セーフモードで起動すると右画面のように初期状態に近くなり、左下に「セーフモード」と表示されているのがわかります。この状態で設定メニューから不審なアプリのアンインストールを行います |
セーフモードで起動するには、電源ボタンを押した直後にセーフモードで起動するまでホームボタンを長押しします。ただし、メーカーや機種によって起動方法がそれぞれ異なります。以下はおもな起動パターンですが、わからない場合はネット検索を使って「(機種名) セーフモード」とったキーワードであらかじめ調べておくといいでしょう。
●電源ボタンを押した直後に、セーフモードになるまでホームボタンを長押し
●電源ボタンを押した直後に、セーフモードになるまで音量調節ボタンを長押し
●セーフモードになるまで電源ボタンとホームボタンを同時に長押し
●セーフモードになるまで電源ボタンとホームボタンとメニューボタンを同時に長押し
セーフモードでアプリを削除した後は、電源を切ってしばらくしてから再起動すると、通常の状態で起動できます。いざというときに覚えておくと役立ちますよ。
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