グーグルが開発した話題の未来型ウェアラブルデバイス『Google Glass』。まだ一般販売はされていないが友人が持っていたので、初めて装着させてもらった。
私が装着したのは、新バージョンにあたる2代目。メガネをかけている人でも装着できるタイプだ。
できることは500万画素の静止画や動画の撮影、ビデオチャットのほか、ナビや現在地情報を表示させたり、メールの送信や検索、翻訳など。
まずOSだが、相当こなれてきた感じがする。とはいえデザイン的には、まだまだ改良の余地はある気がするし、メガネのつるの部分を上下に動かして操作するというのは、あんまり“COOL”ではない。音声認識で操作できるけれど、独り言のように「OK glass」って言うのもどうかと思う……。
カメラの画質チェックも十分にできるとは言い難い、というか視線の先に映る画面のサイズでは、高解像度の画像のチェックは無理かも。まあ、個人的なライフログ用デバイスとしては使えるとは思うが。
そういう意味で最初にヒットしそうなのはフィットネス系だろう。ランニングしながら平均速度やグーグル マップと連携できれば、知らない道を楽しんで走れそう。すでに、登山で安全なルートをあらかじめレコメンドしてくれる、Google Glass専用アプリ『Glassware』も公開されている。
まあ、正直まだまだ進化途中な感じだが、こういうデバイスを着けると未来を感じるね。
■今週のガジェット■
『Google Glass』
グーグルが開発中の、Androidを搭載したメガネ型のウェアラブル端末。2.4メートル離れた25インチディスプレーのように見える。'14年前半に一般販売される予定。
↑ホリエモンもお試しで装着! 開発キットも公開され、今後専用アプリも期待できる。
発売 グーグル(関連サイト)
直販価格 1500ドル(一部グーグルサービス会員向け)
■今週の近況■
ネット投票実現へ一歩前進か?
'14年に期待したいことのひとつはインターネット投票。自民党は'13年末、ネット投票を先行して導入したエストニアの説明を受けたらしい。他国の事例の調査から始まるのが自民党っぽい感じはするが、導入を推進することは大賛成だ。新しい技術を導入すれば、これまで起こらなかったトラブルも起こりうるが、そのリスクを負って進まない限り、いつまでたっても実現しないだろう。そして電子投票から、代議員制度の廃止に向かって突き進んでほしいね。
※この連載は週刊アスキー2014年1/28号(1月14日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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