週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

無線LAN規格802.11ac Draftを正式認定:CES2014

2014年01月08日 16時45分更新

 IEEE(米国電気電子学会)は、ラスベガスで開催中のCES2014において、無線LAN規格802.11ac Draftを正式認定し“802.11ac-2013”として策定しました。

1009ieeeac
1009ieeeac

 11acは、理論値最大6.9Gbpsの伝送速度を実現する高速無線LAN規格で、従来の11n(理論値最大600Mbps)の11.5倍の高速通信が可能。複数のチャネルを束ねて周波数幅を広げる“チャネルボンディング”や複数のアンテナを使って通信を多重化するMIMO、変調方式の多重化、フレームの多重化などで高速通信を実現します。

 IEEEの11ac-2013の策定を受けて、『Ateam』シリーズを発売するNECアクセステクニカは8日、11ac Draftに対応した無線LAN製品シリーズの11ac正式対応を発表。対応リストを公開しました。

1009ieeeac

 auも昨年10月2日から、公衆無線LANサービス“au Wi-Fi SPOT”に11acの導入を開始。対応スポットは都内のごく一部のカフェのみとまだ少ないですが、11ac-2013の正式認定で無線LANルーターだけではなく、公衆無線LANでも11acが一気に普及するとうれしいですね!

●関連サイト
IEEE(ニュースリリース)
NECアクセステクニカ(ニュースリリース)
 

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります