IEEE(米国電気電子学会)は、ラスベガスで開催中のCES2014において、無線LAN規格802.11ac Draftを正式認定し“802.11ac-2013”として策定しました。
11acは、理論値最大6.9Gbpsの伝送速度を実現する高速無線LAN規格で、従来の11n(理論値最大600Mbps)の11.5倍の高速通信が可能。複数のチャネルを束ねて周波数幅を広げる“チャネルボンディング”や複数のアンテナを使って通信を多重化するMIMO、変調方式の多重化、フレームの多重化などで高速通信を実現します。
IEEEの11ac-2013の策定を受けて、『Ateam』シリーズを発売するNECアクセステクニカは8日、11ac Draftに対応した無線LAN製品シリーズの11ac正式対応を発表。対応リストを公開しました。
auも昨年10月2日から、公衆無線LANサービス“au Wi-Fi SPOT”に11acの導入を開始。対応スポットは都内のごく一部のカフェのみとまだ少ないですが、11ac-2013の正式認定で無線LANルーターだけではなく、公衆無線LANでも11acが一気に普及するとうれしいですね!
●関連サイト
・IEEE(ニュースリリース)
・NECアクセステクニカ(ニュースリリース)
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