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まだ試してない?WiFi版iPad miniでドコモdビデオ視聴が捗る2つの理由

2014年01月03日 11時00分更新

ドコモiPhone5sのおかげ!iPadでdビデオが捗りまくる2つの理由

 さて、さまざまな映像、音楽と複数の見放題系サービスを契約している僕ですが、この年末、加入サービスの見直しをしてみました。ドコモ版iPhone登場以降、久々にdビデオを見てみたわけですけど、コンテンツ量に対するコストパフォーマンスがとても優秀。

 自分が見たいマイナー作品の次シーズンをちゃんと用意してきたし、なによりiOS版が登場したことが大きかった。以前からの機能性と合わせて、ドコモ回線持ってる人なら一度使ってみるべき、といえるサービスになったと感じます(そんなわけで契約は継続)

 なぜWiFi版iPadユーザーにオススメするのか? そもそも観られるのか?ざっと2つのポイントでまとめてみました。

【理由1】とにかく安い月額525円。

ドコモiPhone5sのおかげ!iPadでdビデオが捗りまくる2つの理由
元がiPhoneアプリなので、UIサイズのバランスがちょっと悪いですが、十分実用になりますよ。

 まずなんてったってdビデオ、メチャ安です。
 Hulu、U-NEXT、dビデオと海外ドラマ中心にそれぞれ使ってる僕からしても、「525円でこのコンテンツ数って!」という感じ。サービス特性としては、海外ドラマ>アニメ>映画って感じですかね(イトー評)。国内ドラマもそこそこ取り揃えてます(が、自分は見ないジャンルなので充実度は気にしてませんが)。

 ちなみにHuluは月額980円(サービスの完成度高い、海外ドラマ豊富、アニメも増えて来た)、U-NEXTは月額1990円(国内テレビ作品から18禁まで幅広い、レンタル作品もある)なので、異様にコスパが良いことがわかりますよね。
 週末に3話とか5話とか一気視聴すれば十分モトがとれますよ、これは。

【理由2】マルチプラットホーム対応になって、WiFi版iPadでも使える

 コンテンツ数もさることながら、ドコモiPhoneが出て以降、iOS版アプリが本格始動したことで、iPhone、iPadで視聴できるようになったことは大きい。Android、PCブラウザー(Windows/Mac)に加えて、iOSでいけるとなると、あらゆるモバイルデバイスで再生できるわけですからね。

 特にオススメしたいのはiPadでの利用。アプリ自体はiPhone版しかないんですが、iOS7以降、非RetinaディスプレイiPadでのアプリ動作が非常に快適になっていて、旧iPad miniやiPad2なんかでも動画部分の解像度が粗くなったりはしません。字幕までキレイに見られるっていうのは大きなポイント。

 dビデオ契約をするためには別途Xiスマホやドコモ版iPhoneなどが必要ですが、別に回線の入った端末で視聴する必要はありません。PCでブラウザ視聴できるのと同様、視聴をiPadでしてしまえば、WiFi版だろうがdビデオを快適に再生できます。

 ただし、iPadではあくまで互換表示なので、スマホに最適化されたメニュー操作がしづらい場合があります。オススメはブラウザ版プレイヤーやスマホ版アプリで気になる作品を“マイリスト”登録して、そこから辿っていく方法。この辺はHuluアプリなんかでも同様のテクニックです。

ドコモiPhone5sのおかげ!iPadでdビデオが捗りまくる2つの理由
“PC版や他のデバイスで見ていた続きを見る”といったときに重宝する視聴履歴。dビデオではマイリストのなかの“みてる”というタブがそれです。“あとでみる”もできるので、気になる作品があるときは、どんどん登録していくのが便利に使うコツ。

 WindowsやMacで見るときに使うブラウザー版プレイヤーは、テレビでの視聴にも便利です。最近のPCはHDMI端子が標準的に搭載しているので、ノートPCをテレビにつなぐだけで、dビデオをテレビ再生できます。
 実際、僕はこれを使っていて、この年末年始も何本かテレビで見てました。
 同時に認証できるデバイスは5台までですが、“Xiスマホ”と“iPad”と“PC”を足しても、まだ2デバイス分認証枠が残るわけで、十分です。

 コンテンツの充実度は気になるところですが、海外ドラマ好き目線で見ると、

1)Huluよりは絶対数は少ないものの、押さえるべき有名作はちゃんとある
2)Huluにない良作ドラマがいくつかある
3)良作の懐アニが揃ってる(未来少年コナン全26話、銀河鉄道999全113話ほか)

 というところ。

 2)については個人的趣味で恐縮ですが、法廷ドラマの名作『ザ・プラクティス』がしっかりシーズン6まであることと、空気が読めない高IQナード大学生たちのドタバタを描いたコメディ『ビッグバン☆セオリー』をシーズン4まで配信してること、政治ドラマのホワイトハウスのシーズン4が間もなく配信開始になるところは、競合サービスにはない良い部分です。

 どれも最新作ではないけど、見ておいて損はない作品だし、続きのシーズンをちゃんと配信してくれるのは大事なことです(この点は、Huluは作品数が多いのもあるけど、フォローし切れてない部分が正直ある)

 dビデオの特徴として、いくつかの作品は過去シーズンは残さず、数ヶ月の比較的小刻みな期間でシーズン入れ替えをやっていくというのがあります。この点は善し悪しですね。
 僕みたいに海外ドラマを結構見てる人には新シーズンがチェックできてうれしい半面、あまり頻繁にチェックしない(たとえば週末に一気視聴しないとか)人にとっては、見たかった作品のシーズンが飛んでいる場合もある。
 たとえば前述のビッグバン☆セオリーなんかはこのパターンのようで、現時点で配信してるのはシーズン4”だけ”です。

 とはいえ、大物作品はきちんとシリーズを揃えてるし、マイナーな良作についてはシーズン入れ替えで新しいシーズンを入れるようにしているようなので、編成のバランス感覚は結構イイと感じてます。僕は。

 というわけで、スマホ購入時にセット加入させられるケースも多いdビデオ。
 もし契約済みなら、払いっぱなしはもったいないし、525円にしては相当便利で見応えあります。無理にスマホで見なくても、iPadをもっている人はアプリをダウンロードしてまず使ってみることをオススメします。解約はそのあとで考えれば良いわけですから。

ドコモiPhone5sのおかげ!iPadでdビデオが捗りまくる2つの理由
PCブラウザ版dビデオのUI。操作レスポンスが多少鈍かったり、何かとメニューの階層が深い設計はHuluを見習ってほしいところではありますが、525円で使えるサービスだと思えば、ね。

●関連リンク
dビデオ公式サイト

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