仲間内との円滑なコミュニケーションのために必要不可欠なツールとなった、ツイッター、Facebook、LINEなどのSNSサービス。あまり深く考えず使えるツールであるがゆえに油断しがちだが、SNSはインターネットを使った公開サービスだと今一度肝に銘じておこう。
■インターネットは世界と世間につながっている
“非公開”で投稿したつもりの文章や写真も、実は世界に向けて発信しているのと同じこと。それを見た友人がまったく悪気なく投稿したり、投稿された画面のスクリーンショットを“友達の誰かに見せようと”転載した途端、容易にネットで広まってしまうという惨事が後を絶たない。
また、友達どうしの悪ふざけやコメントが独り歩きし、思いがけず世間の反感を買ってしまうことだってある。そこに火が付けば、大炎上への呼び水となり、一生ネットで検索され続ける、大きな傷を背負うことになるのだ。
SNS地獄絵図 |
……もちろん、もとはと言えば調子にのりすぎた自分が悪いのだが、軽い気持ちで身を滅ぼしかねない危険性は無視できない。冬休み中のトラブルを限りなく回避するためにも、最低限の心構えをいまいちど肝に銘じておこう。
■3回声に出してよみたいSNS五箇条
【その壱】
注意一秒、炎上一生 画像の公開は 一生続くと心得よ
SNSの画像は簡単にダウンロードして転載可能。投稿は全世界に公開するつもりで!
【その弐】
飲むなら書くな 書くなら飲むな 酔いどれ投稿禁止
酒に酔うと気が大きくなり、自制心も効かない。投稿は内容も過激になりがちで危険だ。
【その参】
息を吸うように すぐツイートする 友達を信用するな
リベンジポルノ(元交際相手の裸の画像や動画をネットに公開して復讐する、嫌がらせ行為)も社会問題化している。公開されて困る写真は絶対撮らない、そして撮らせないこと。
【その四】
匿名だろうが 個人情報は あっさり特定される
ネット民に目をつけられれば、匿名といえども投稿内容や過去の写真から見事なまでに特定される。
【その五】
売られたケンカは スルーせよ 反論は慎重にすべし
スルーか「そういう考えもありますね」でオーケー。自分が間違えているならば即あやまること。
週刊アスキー1月7日/14日合併号(961号)では、『SNS完全リスク回避のワザ17』と題して、SNSトラブルやストレス回避のための便利な設定方法や、うっかり炎上した場合に気を付けるべきポイント、個人情報の守り方などを特集しています。是非、読んでみてくださいね!
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