ヤフーはiOS版『Yahoo!地図』アプリをフラットデザインに対応し全面リニューアルした。すでにリニューアルしていたAndroid版同様に、“ベクトル地図描画エンジン”を採用、実際に使うとわかるサクサクとした動きで動作がなめらかだ。2本指のスワイプで“バードビュー”表示になり、東京スカイツリーなど主要なスポットは3D表示に対応する。
押しっぱなしでズームアウト、ズームインする“+”と”-”ボタンを設置。片手での操作もラクラク。このボタン類は、左右の入れ替えが可能で、右利き、左利きなど使いやすいほうを選択できる。
移動中にさっと地図を見ようとしたときに便利。移動中の振動を感知し、振動が止まった動きを感知し地図のアイコンや文字が拡大する。歩きスマホは危険だが、地図は外出先で使うもの、立ち止まった瞬間に文字や信号機などを強調してくれるので安心だ。
■今がわかるリアルタイム表示
Android版でも好評だった、店舗検索ではいま営業しているお店がオレンジ色で表示される。ねずみ色の店舗が営業時間外で、緑色の店舗は営業時間の情報に非対応の店舗だ。このほか、駐車場の空車情報もリアルタイムで表示できる。
雨雲レーダーはスライドバーに操作が進化。60分先までの雨雲の動きがわかる。
■目的地へのルートや検索も素早くできる
ルート検索は目的地を入力して表示したら、“ここへ行く”ボタンを押すとルート案内が可能。
検索もサジェストに対応。あいまいな入力でも、行先の候補が表示される。
都道府県からリストを順にタップしていくだけで、文字入力不要での住所検索も可能。
ほかにも今いる場所でジャンルごとにお店を探せる“ジャンル検索”や、“音声検索”も可能で検索が簡略化できる。
地下街や高層ビルは階層ごとの表示にも対応する。それぞれ各階のテナントや、構造などもわかるので、始めて行く場所の予習にも最適だ。
■新スポットにも爆速対応
Yahoo!地図は“育つ地図”、最新スポットの反映はもちろん、地図を独自調査し編集している。2013年12月20日オープンの”イオンモール幕張新都心”や東京から名古屋のリニアの路線など将来できるスポットの表示も可能。小笠原諸島西之島付近にできた“新島”にも対応しているのは驚く。
■関連サイト
Yahoo!地図
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