スマートフォン連動機能をウリとしているソニーの新型ウォークマン『NW-M505』(関連記事)。Bluetoothヘッドセットの機能を融合しただけなんですが、もの凄い相乗効果が得られていると思うのです。まずは外観から。
非常にコンパクト |
↑まさに手のひらサイズ。40グラムと軽量ですし、Bluetoothヘッドセットと何ら変わりませんね。有機ELの表示もスマホ漬けの人生には、新鮮に映ります。 |
香水瓶ウォークマン完全復活 |
↑なんてちょっと騒がれた本機ですが、操作系も引き継がれております。タッチ操作付けの人生には、新鮮ですな(←コレばっか)。 |
充電はマイクロUSB |
↑端子は、アップルなら絶対にやらないフタを閉めるタイプです。ヘタらないことを祈る。 |
では、早速イヤホンを装着して音を鳴らしてみましょう。ノイズキャンセリング機能つきなので、iPhoneでは開封されないこともある“付属イヤホン”を素直に使います(←ここ重要)。
イヤホンはノイキャン対応 |
↑ノイズキャンセリング対応のイヤホンが付属。ちなみにデフォルトでオンになっています。付属のヘッドホンのほかに『MDR-NWNC33』、『MDR-NWNC200』用(あと“その他”)の設定が入ってました。 |
iPhoneとはかなり違う音 |
↑イヤーピースは3サイズ付属。遮音性も高く、装着感も悪くないです。音質ですが、イコライザーを使わずとも音の高低差がクッキリと耳に飛び込んでくる印象ですね。善し悪しはさておき、iPhoneで聞いてた音とはずいぶん違っていて焦りました。 |
ノイズキャンセリング設定 |
↑3種から選択可能です(デフォルトは“電車・バス”)。FMラジオやBluetoothヘッドセット時にも有効でした。 |
NW-M505は、まんまBluetoothヘッドセットになります。すなわちローカル(メモリー内)の楽曲と、スマホ内の楽曲を切り替えて再生できるというわけです。ペアリングはNFCでも可能ですが、iPhoneの場合、通常のBluetoothペアリングになります。まぁ、そんな手間ではありません。一度設定してしまえば、あとは双方のBluetoothがオンになった際に自動で接続されます。
NFCで簡単ペアリング |
↑今回はiPhone 5sで使用したので用いませんでしたが、NFC搭載のAndroidだとワンタッチです。あくまでBluetoothヘッドセットなので、本機からBluetoothスピーカーへ音を飛ばすことはできません。できたら面白かったけれど、いよいよややこしくなりますな。 |
メモリー内の音楽を再生 |
↑マニュアルにはMedia Go経由で楽曲を転送するよう記載されていますが、ディレクトリーにフォルダーぶち込んでも再生可能でした。 |
スマホの音楽を再生 |
↑キチンと楽曲情報も表示されます。DRMかかっている音楽もこの通り。再生操作は単一プレーリスト内に限ります。もちろん、電話がかかってきたら本機で受けて話すことも可能。マイクはSONYロゴの辺りに仕込まれています。 |
出先でCDをリッピングして取り込むといった場合、iPhoneだとiTunesとの関係がこじれがちですが(クラウドサービスで将来的には解消されそうですが)、ウォークマンなら比較的手軽ですよね。それでは、音もいいし、音楽はコッチでーと思っても、今度はiTunesで買ったDRMつき楽曲を移行できなかったりする。そうした煩わしさを解消してくれる……というか、考えなくていいのが、このNW-505のメリットじゃないかしらね。FMラジオも入ってるし、バッテリーもよくもつし、iPhoneやスマホと一緒に持ちた……あ、そういうの最近多いですよねぇ。狙ってるのか。まぁ当然よね……。
いじょ。久々に果物のロゴが入ってない機器に触れてみてはいかが? デザインもいいし、ホントお勧めですよー。
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