11ac対応ルータで動画視聴も快適!
ゆとりの5GHz帯で一度に大量データを送信
自宅に高速な光回線を導入しても、スマホやPCの速度がイマイチ出ないのは、無線LANがネックになっているのかも。2.4GHz帯を使用する11n/b/gは、家電製品などとの電波干渉を受けやすい。干渉を受けにくい5GHz帯の11n規格でも、複数機器で同時に通信すると速度が落ちてしまう。そこで、最新規格の802.11ac(ドラフト、以下11ac)に対応したルータに買い換えてみては。11acでは、11nに比べて利用できる帯域幅が2倍に拡大。また、複数のアンテナで高速化する技術“MIMO”で通信ルートが11nの2倍に増加し、一度に大量のデータを転送できる。そのため、複数機器でHD動画などの大容量データを同時に受信しても十分な速度が維持できるのだ。
年末には正式規格となる見込みで、アンドロイドスマホは、3キャリアすべての冬モデルが11acに対応。エレコムの『WRC‐733GHBK』は、7000円前後とお手ごろで買い換えにオススメだ。
家族が同時に使うなら11ac対応に決まり! |
最新規格11acドラフト対応ルータなら、複数のWiFi機器での同時接続が快適。ac対応スマホやPCならHD動画もなめらかに再生できる。 |
4人家族にちょうどいい最大433Mbpsのac対応ルータ
『WRC-733GHBK』
●実売価格 7000円前後
11acに対応し、最大433Mbps(理論値)の高速転送が可能。5GHz帯1本、2.4GHz帯2本のアンテナを内蔵し、3階建ての住宅や4LDKなどの広いマンションでも強い電波が届く。サイズは約26(W)×130(D)×182.5(H)mmとスリム。
USB子機で手持ちのPCを11ac対応に
『WDC-433SU2MWH』
●実売価格 2500円前後
PCのUSBポートに接続するとWiFi機能を最大通信速度433Mbps(理論値)の11ac対応にグレードアップできるWiFi子機。装着時に見える部分はわずか8mmなので、ノートPCにつけたまま持ち運んでもじゃまにならない。
ファミリーにやさしい3つの機能
■スマホアプリでらくらく接続設定
PCなしでルータとネットの接続設定がすべて完了
専用アプリ『QR link』(Android/iOS対応)をダウンロードすれば、スマホやタブレットから簡単に接続設定ができる。製品同梱のQRコードを読み取って画面に従って設定するだけ。インターネット接続の初期設定も可能だ。
QRコードを読み取る |
専用アプリ『QR link』はGoogle PlayまたはAppStoreからダウンロードできる。アプリを起動して、製品同梱の設定用QRコードを読み取ろう。 |
プロファイルをインストール |
QRコードが読み取られると、確認画面が表示される。“次へ進む”をタップして、SSIDプロファイルのインストールに進もう。 |
ルータに接続する |
“インストール”ボタンをタップしてインストールする。これでルータとの接続設定は完了。暗号キーなどの入力は不要だ。 |
■アンドロイド用セキュリティが付属
利用時間を制限する“こどもネットタイマー”機能
ロジテックのデータ復旧サービスは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO27001 を取得。調査から納品まで技術者の担当制なので安心だ。
“こどもネットタイマー”を起動 |
設定アプリ“こどもネットタイマー”は無償でダウンロード可能だ。ゲーム機のほか、PCやスマホ、タブレットなどのWiFi機器が登録できる。 |
ネットタイマーをセット |
登録した機器から1日にWiFi接続できる時間をセットする。深夜12時を過ぎると、設定した時間にリセットされる仕組みだ。 |
タイマーをスタート |
“スタート”ボタンをタップしてタイマーを開始しよう。この画面で残り時間が確認できる。複数のWiFi機器を登録し、それぞれにタイマーを設定可能だ。 |
■アンドロイド用セキュリティが付属
『イカロスモバイルセキュリティ for Android』が90日間3台まで使える
アンドロイド用セキュリティ『イカロスモバイルセキュリティ』は、ウィルス検知や有害サイトのブロック機能のほか、端末紛失時の遠隔ロックやGPS追跡機能も搭載。3台まで使えるので、家族のスマホやタブレットにもインストールしよう。
シリアル番号を入力する |
90日特別体験版は、専用サイトからのダウンロードが必要。同梱のQRコードからアクセスしてインストールしよう。シリアル番号もQ Rコードで入力できる。 |
ウィザードで各種機能を設定 |
ウィザードで、“USSD”プロテクト、ウェブフィルタリング、迷惑SMSの着信拒否などを設定する。脅威の内容がイラストで説明されるのでわかりやすい。 |
端末スキャンを実行 |
最初のスキャンが実行される。WiFiモデルは、USSDプロテクトと盗難防止機能は無効になるが、ウィルス対策は必須なので、インストールしておこう。 |
さらにエコ・便利にカスタマイズ
ウェブブラウザー版の設定ユーティリティを本体に内蔵。“こどもネットタイマー”やLEDのオン/オフ、ダイナミックDNSなどの機能が設定できる。
LEDをオフ |
機器の接続設定が済めば、ふだんはLEDの点灯は確認しない。消灯して節電しよう。 |
ダイナミックDNSを有効化 |
無料のダイナミックDNS“クリアネット”を利用可能。ロジテックのサイトでユーザー登録しよう。 |
大家族・速度追求派は1300Mpbsモデル
WRC-1750GHBK
●直販価格 1万2810円
5人以上の家族や、11ac規格の高速性を最大限に享受したい人は、最高速度1300Mbps(理論値)に対応したモデルがオススメ。2.4GHz帯の11nは最大450MHzに対応し、従来規格のWiFi機器も高速に通信可能だ。
■関連サイト
●エレコム
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります