先頃、ご自身初の歴史小説『光秀の定理』を上梓された、作家の垣根涼介さんに「ルール」についてのお考えを伺いました。
そもそもルールとは、その時々の状況、両者(双方)の取り決めによって暫時的に結ばれるもの、ないしは、その落としどころとして設定されるものです。つまり、ルールはできた時点で「変わる」要素を含むものなのです――。
垣根涼介(かきね・りょうすけ)
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の三冠受賞に輝く。05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。著書に『ヒートアイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『借金取りの王子』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『月は怒らない』などがある。
■関連サイト
垣根涼介 Dawning day, Dawning life
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