ドコモとパイオニアは、音声操作で運転時でもスマホが使えるサービス『ドコモ ドライブネットインフォ』を発表しました。提供開始は12月中旬、対応機種は2013~2014冬春モデルの一部で、SPモード契約が必須となっています。また、iOSへの対応は検討中としています。
専用アプリ起動後、スマホに話しかけるだけでリアルタイムの渋滞情報や周辺情報、スケジュール、最新ニュース確認、通話の発信、SMSの送受信や音楽の再生などが可能。このアプリ自体は無料で利用できますが、経路検索機能は別アプリの『ドコモ ドライブネットナビ』(月315円)で利用できます。
運転中でも快適に使えるように最適化がされており、周りの音が大きい展示会場で試してみても、スムーズに認識しました。また、音声による対話形式の操作もとても便利でした。これは『しゃべってコンシェル』の技術をチューニングして実装しているそうです。
しゃべってコンシェルといえば、好きなキャラに変更できる“しゃべってキャラ”というサービスがありますが、ドライブネットインフォへの対応は未定とのこと。もし実現したら楽しいドライブになりそうです。
このアプリをより快適に使うための車載クレードル『スマートフォンホルダ01』も発売予定。端末サイズに合わせて固定でき、NFC対応機種を装着すると自動でアプリが立ち上がります。付属品としてBluetooth2.1対応リモコンと、シガーソケットで使える急速充電対応ケーブルを用意。
リモコンはハンドルに取り付け可能で、音声操作のスタートなどに利用できます。
マウントで便利に |
ハンドル固定で安全 |
スマートフォンホルダ01
・予想実売価格:4800円前後
・12月中旬発売予定
ほかにもスマホ本体のGPS性能を、より高めたいというユーザー向けに、センサーユニット『カーナビ用センサーユニット01』も12月中旬に発売予定。本体にGPSレシーバー、ジャイロセンサ、加速度センサーを搭載しており、スマホとBluetoothでつなげると、本格的なカーナビのように利用できる。
意外と軽い |
カーナビ用センサーユニット01
・予想実売価格:8000円前後
・12月中旬発売予定
音声の操作だけで色々なコンテンツが楽しめ、本格的なカーナビのように使えることからアプリの配信日が楽しみになりました。
●関連サイト
・ドコモ該当プレスリリース
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