『iライターズ - 快適日本語入力』
バージョン:1.1.2
App Store価格:300円
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
今さらだけど本気で考えてみた。iPadで原稿を書くならどのアプリがベストかと。出た答えが『iライターズ - 快適日本語入力』だ!
文字数をサッと確認できる |
iライターズは日本語を書きやすいテキストエディター。職業ライターの筆者が重宝しているのは、ファイル名の長押しで原稿内の総文字数や、範囲選択した部分のみの文字数をすばやく確認できる点。
でもじつは一番感動したのは、ピンチズームで1行の文字数をすばやく調整できる点。さらに行数も5行ごとに表示されるおかげで、雑誌『週刊アスキー』からよくいただく「本文は1行14文字で◯行。キャプションは1行17文字で◯行」的な注文にも即座に応えられる!
残念ながら1行の文字数は目で数えるしかないんだけど。筆者はそれが面倒なのでアプリ内の“環境設定”で“フォントサイズ”を“10”に設定。こうするとiPadを縦向きにし、ピンチアウトで文字を最大表示した状態で1行にちょうど全角14文字が表示されラクチン。
全角/半角の切り替えも簡単 |
外付けタイプのハードキーボードでガシガシ書けて嬉しい! 便利なのが、独自のツールバー左端にある“選択”ボタンからの“全角/半角変換”。『週刊アスキー』のように縦書きのiPadはiPad、315は315のように英数字記号を全角表記する際に大助かり!
じつは全角アルファベットはソフトキーボードの長押しでも入力できるんだけど。ツールバーはハードキーボード利用時でもしっかり表示されるので、英数字記号の縦書きが苦にならないよ。
段落の先頭などに入力する全角スペースをサッと打てるのも◎。下部ツールバー左から2個目のボタンを押すだけだ。文章推敲に欠かせないアンドゥ/リドゥボタンもツールバーにあり、地味に嬉しい。
再変換で置き換えも苦にならない |
原稿を書き終えたあとで「単語Aをすべて別の表記Bに統一しよう」ってなった場合でもまったく問題ない。文字列検索と(一括)置換をすればオーケー。ユニークなのが再変換。ツールバーの“変換”ボタンで、確定済みの文字をあとから変換できちゃうよ。検索と置換の際に文字入力するのが面倒なら再変換のほうがラクチンだね。
クラウド利用でPC連携がラクチン |
パソコンとのテキストのやり取りは『Dropbox』や『Evernote』経由で超スムーズ。同期じたいは手動で行なう必要があるんだけど、パソコンで好きなエディターを利用できるのは自由度が高くて好き!
ここまで便利だと欲が出てくる。例えばハードキーボードで入力に専念したいので、全角/半角変換や全角スペース入力、文字列検索をショートカットキーで行ないたいとか。まぁテキストエディターのような筆記用具は好き嫌いも大きいと思うけど。海外製のコジャレたエディターがしっくりこなかったらiライターズを使ってみよう!
『iライターズ - 快適日本語入力』
App Store価格:300円
(価格は記事掲載時点のものです)
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