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模造紙のように手書きでゆったりメモれるiPadアプリに惚れた!

2013年11月22日 12時00分更新

文● ヤシマノブユキ 編集●太田 良司

Sketchology

『Sketchology』
バージョン:1.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)

 最高に書きやすいと信じている『Paper by FiftyThree』(外部サイト)。会議のメモ取りに常用中……なんだけど、ページの広さが固定され、イマイチ窮屈……。でも『Sketchology』なら思い通りにメモが取れる!

豊富なツール
Sketchology

 Sketchologyは、無限に広がるキャンバスに、インクや水彩などさまざまなツールで手書きできるアプリ。豊富なツールや手書きの快適さはPaperに引けをとらない。Paperを利用したことのある人なら「どこまでも書けるPaper」と言えばわかりやすいかな? つか、無料で利用できるツールの種類はSketchologyのほうが多いですよ。

背景も好きな色に
Sketchology

 便利なのは、まるで1枚の大きな模造紙に書き込んでいるかのように自由自在にメモできる点。例えば会議中に急遽議題が追加されたような場合でも余裕で対応可能。表示中のキャンバスに書き切れなくなったら、画面を2本指でドラッグし、周囲の余白に書けばよい。

  また、メモした内容を見比べながら気付いた点をメモしたり、詳しい内容をメモする場合はピンチ操作でズームしよう。こうした操作をまったくストレスなく行なえるのが競合アプリにはない魅力!

SNS共有もサッと
Sketchology

 嬉しいのは、メモの共有時に“Export supre-resolution”をオンにすることで高解像度で書き出せる点。画質も細かく指定できるので、とくに精緻なイラストを共有する際に重宝しますよ。

 なお高解像度で共有する場合のみ、メモは自動的に開発元サイトに(外部サイト)にアップロードされる。事前にアプリ内の指示に従い、利用者登録(無料)をしてね。

管理しやすいサムネイル画像一覧
Sketchology

 メモの管理もしやすい! メモに名前は付けられないんだけど、メモを閉じる直前の表示内容が自動的にサムネイル画像に設定される。なので例えば、メモの中で目印になりそうな部分を表示してからメモを閉じれば何のメモかわかりやすいし、作業の続きもパッと再開できる。メモの並び順は長押し→ドラッグで変更できるよ。

 イラッときたのは、別のメモを開くとそれまで使っていたペン先などがリセットされる点。前回のペン先をメモごとに覚えていてくれたら、作業をサッと再開できて助かるんだけどな?。

 また、現時点では1枚のメモに書き散らかした内容を整理する機能が貧弱なので、今後はその強化に期待したいね。例えばメモ内の任意の場所に複数のしおりを付けたり。ズーム倍率をリセットした際に表示される場所をカスタマイズできたら、向かうところ敵なし!

『Sketchology』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) Robert Mickle

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