週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPad Airがやってきた!第4世代&miniと比較

2013年11月01日 15時00分更新

 週刊アスキー編集部の物欲王であるワタシは、当然のことながら『iPad Air』を発売日にゲット。早速開梱しますよ。旧型のiPad RetinaディスプレイモデルやiPad miniとも比較してみますね。

開けてみた
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
カッチョイー!
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた

 毎度アップル製品を購入するたびに思うのですが、“開梱の儀”という言葉が、これほど似合うプロダクトはありません。ここ2~3年で大きく変わっているわけでもないのですが、毎回パッケージを開け、端末を取り出すたびにワクワクします。

 そして端末自体がやはり美しいですね。正面的にはベゼルが狭くなっただけですが、それだけでずいぶん端末の印象が変わりました。

 さて、まずは重さを旧型のiPad Retinaディスプレイモデル(以下、第4世代iPad)やiPad mini(以下、第1世代iPad mini)と比較してみましょう。なお今回auのセルラーモデルを購入したので、重さの点でほんのちょっとiPad Airが不利になってます。

第4世代iPad
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
実測666g(カタログ値652g)
第1世代iPad mini
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
実測312g(カタログ値308g)
iPad Air
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
実測482g(カタログ値478g)

 編集部の重量計による実測値で比較すると、第4世代iPadからはマイナス184g、第1世代iPad miniからはプラス170g。iPad Airは、第4世代iPadと第1世代iPad miniのほぼ中間に位置する重さなわけですね。たぶんアップルは狙って、この重さに設計しましたね!

ホント片手でもラクですね
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた

 個人的には9.7型にもかかわらず、iPad Airは片手でも長時間ホールドできる重さだと思いますが、私は巨人で、しかも奇行種です。というわけで、フツーの重量感覚を持ち合わせているナベコ嬢に、iPad Airの重さを判定してもらいましょう。

どうかなナベコさん?
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた

「全然オッケーですよ。というか女性誌の重さ舐めてませんか? コレならバッグにつねに入れて持ち歩いても気になりません。え? iPad miniと比べて、どうかですって? うーん悩みますねー。でもiPad Airですかねえ。ファッション誌、超細かいんで。画面大きいほうがいいんですよねー」

 だそうです。ナベコ嬢の物欲しそうな目が怖いんで、iPad Airを奪い返して、今度はベンチマークを実施してみましょう。計測に使用したのは、毎度おなじみ『Geekbench 3』です。

第4世代iPad
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
シングルコア781/マルチコア1424
第1世代iPad mini
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
シングルコア252/マルチコア488
iPad Air
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
シングルコア1482/マルチコア2686

 第1世代iPad miniがApple A5(1GHz)、第4世代iPadがApple A6X(1.4GHz)、そしてiPad AirがApple A7(Geekbench3によると1.39GHz)を搭載しているわけですが、Apple A7のやけくそな速さが際立つ結果です。

64ビット対応アプリ増えるとよいですねえ
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた

 現状『Infinity Blade III』やアップル謹製アプリぐらいしか、Apple A7プロセッサーの64ビットアーキテクチャーに対応していないわけですが、ゲームメーカーもアプリメーカーもガンガン64ビットに対応し、異次元のユーザー体験をもたらしていただきたいものです。とは言え、従来モデルのためにも解像度を落とした低負荷モードも末永く用意していただきたいですが……。

 さてさて、後先考えず(イッペイ氏には負けますが)iPad Airを買ったわけですが、第4世代iPad(128GBモデル)と第1世代iPad mini(64GBモデル)はいくらで売れるんですかねぇ。ワタシもよくお世話になっているイオシスさんで調べてみましょう。

第4世代iPad(128GBモデル)
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
中古上限買取金額4万4500円!
第1世代iPad mini
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた
中古上限買取金額2万8500円!

 4万4500円+2万8500円=7万3000円……お、結構高く売れますね! iPad Air(WiFi+Cellular/128GB)が9万5800円ですから、差額わずか2万2800円支払っただけで、いまこの瞬間、もっとも美しく、かつワタシが使いたいアプリがたくさんあり、しかもセルラーモデルにパワーアップしたiPad Airをゲットできちゃったわけです!!(11月1日調べ) ちなみにiPad Air(WiFi+Cellular/128GB)は8万1800円なので、差額はギュッと圧縮されて8800円になります。オトクだなぁ。

みんな買わなきゃ!
iPad Air開梱レポ 旧Retina&旧miniと比べてみた

 冷静に考えると第4世代iPad(128GBモデル)と第1世代iPad miniをワタシは失うわけですが、性能は両モデルを超え、そして重さは両者の中間であるiPad Airは、ワタシ的にはふたつの端末のどちらの用途もカバーする存在。ワタシ同様に第4世代iPad(128GBモデル)と第1世代iPad mini(64GBモデル)を持っている人は、買い換えない理由は心の底からないと思います。

 Touch ID(指紋認証センサー)が付いていないですって? もちろん来年発売されるであろう、Touch ID搭載後継機でまた買い換えるんですよ!

●関連サイト
iPad Air

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります